下田

下田あじさい祭り

会場/下田公園
期間/毎年6月1日~30日まで
入場料/無料
駐車場/会場下専用駐車場(1日1台500円)のほか、街中のコインパーキングは60分100円から
アクセス/伊豆急下田駅より徒歩で約20分
住所/静岡県下田市三丁目3-1174
主催/下田市観光協会
問合せ/TEL.0558-22-1531(下田市観光協会)

日本一のあじさい15万株300万輪

会場となる下田公園は市街からすぐの約10万坪の自然公園です。期間中は公園内に15万株300万輪のあじさいが咲き乱れ、ピンク、紫、白、青など色とりどりのあじさいが辺り一面を埋め尽くします。ガクアジサイや西洋アジサイなど様々な品種が植えられていて、その数は全国にあるあじさい園の中でも一番と言われています。

 

ゆっくりのんびり見られるのが嬉しい

あじさいの名所といえば、混雑を想像してしまいますが、下田公園のあじさい園は敷地面積が大きく、知名度が意外と低いので、混雑せずゆっくり散策できるのが嬉しいところ。駐車場も1日の料金なので、時間を気にせずに楽しめます。遊歩道は石畳や砂利などのため、スニーカーなど歩きやすい靴でお越しいただくことをおすすめします。ベビーカーをご利用の方は公園頂上、「あじさい群生地」までは行けますが、その先は下り階段があるためご利用は難しいです。抱っこ紐をご利用いただいた方がいいです。上り坂はそれほど多くないので、ゆっくり散策していただければ、個人差はありますが、それほどキツさはないと思います。

 

 

「あじさい群生地」は観て帰ってください!

あじさい祭りに来て、開国広場まで上って帰ってしまうお客さんも多いのでここはよく読んでください。下田あじさい祭りの見所は「あじさい群生地」です。もちろん、公園内の小径には多くのあじさいが咲いていますが、「あじさい群生地」のあじさいの量は比較になりません。開花時期に見ていただければ圧巻の一言です。「万華鏡の中を歩いているようだ」とサザンの桑田佳祐さんは下田公園のあじさい園に素敵な比喩をしてくれました(桑田さんのラジオ談)。「あじさい群生地」は開国広場から健脚であれば5分ほど歩いたところにあります。ここまで上っていただければ、ここからは下るだけですので、ぜひ、「あじさい群生地」はご覧ください。

 

祭り期間中だけのお楽しみ

普段は下田公園には自動販売機しかありませんが、期間中は園内の開国広場で食堂や売店が営業を行っています。食堂では下田オリジナルグルメやフレッシュな夏ミカンをその場で絞って提供するジュースを販売しています。また、週末などは音楽ライブや地元の踊りや太鼓の披露もしていますので、タイミングがあったらご覧ください。

 

 

あじさいと一緒に楽しみたいおすすめスポット

下田公園は周囲を海に囲まれていますので、あじさい越しに街並や海の景色が見えます。所々に展望台もあるので、回ってみるのもいいと思います。「あじさい群生地」より南に進むと人が少なくなり、屋根のついたお茶崎展望台があります。お弁当などを持って、こちらで食事するのもおすすめです。また、公園からそのまま下田海中水族館やミシュラングリーンガイド2つ星の「和歌の浦遊歩道」にもアクセスできますので、時間がある方は合わせてお楽しみいただきたいです。

 

 

ペリーロードのあじさいにも注目

下田市街の人気スポット「ペリーロード」にも、あじさいが彩りを添えています。古民家が立ち並ぶ石畳の通りに咲くあじさいは、下田公園とは違った風情があります。通りにはカフェもありますので、散策の途中に立ち寄ることをオススメします。伊豆急下田駅からお越しの方は、こちらを通って下田公園にアクセスいただくといいと思います。

 

 

あじさい祭りに来たらまち歩きもセットで楽しもう

あじさい祭りを目当てに来ていただいた方にもう一つ楽しんでいただきたいのが、市街の町歩きです。市街には美味しい飲食店やレトロな喫茶店、名物お土産店が点在しています。車で来場する方は、下田公園の臨時駐車場で500円お支払いただければ、1日駐車できますので、あじさいをご覧いただいた後にそのままゆっくり市街を散策ください。<写真:風待工房、草画房、邪宗門>

 

 

6月は「あじさい金目鯛」を食べよう!

下田で一番人気のご当地食材「金目鯛」。6月は金目鯛の産卵期ということで一番脂がのった季節。そんな6月の金目鯛を関係者では「あじさい金目鯛」と呼んだりしています(まだまだ通用しない名前です)。とにかく脂がのっているので、その美味しさは間違いなしです。あじさいを観賞したら、その足で金目鯛を食べに行ってください。定番の煮付けや刺身、寿司ばかりでなく、下田には美味しい金目鯛グルメが充実しています。

 

 

あじさいが綺麗なのには理由があります

こちらのあじさいが美しいのは徹底した公園管理にあります。下田公園には日米開国の記念碑があることや、下田市民の憩いの場であることから、市の公園管理者があじさいの手入れを丁寧にしています。あじさいは開花後は茶色に変色し枯れていくのですが、その際に剪定をするかしないかで次のシーズンに影響します。通り沿いだけでなく、人が通らないところに咲くあじさいも管理しているからこそ、美しくあじさいが保たれています。

 

 

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