松崎

鮎の茶屋

電話/0558-43-0282 営業/10:00〜17:00(夜は要予約) 定休日/火・水曜日 駐車場/12台 住所/賀茂郡松崎町大澤281

鮎料理とジビエ料理を堪能

松崎町大沢地区のひっそりとした山の中にある鮎料理専門店です。山の清水を引き入れた養魚場を直営する鮎の専門店だけに鮎にはとてもこだわりがあります。その他にも、ご主人が自ら捕った野生の猪を食べられることでも知られています。

鮎づくしのメニュー

何と言っても食べていただきたいのは鮎です。鮎のシーズンでなくても、良い状態に保ちながら冷凍保存し提供しています。鮎の塩焼きコースが一般的です。梅・竹・松と鮎茶屋コースの4種類あり、鮎の他に猪、野菜などを炭火焼きで召し上がっていただきます。鮎は基本的に子持ちのものが使われます。他にも、鮎は活き造りや開き、唐揚げ、フライや味噌汁など様々な料理で堪能できます。特に活き造りはコリコリとした食感が美味しくオススメです。

シメは鮎ごはん

店自慢の一品が『鮎ごはん』です。この料理に使われるのは生の鮎ではありません。「焼き鮎」と呼ばれる伝統食材で、炭火で一昼夜焼いた鮎を、専用の部屋にある囲炉裏の上に吊るした竹かごに移し、3,4日ほど煙で燻したものをです。この焼き鮎と鮎のはらわたで作った「ウルカ」と一緒に炊き込んだのが『鮎ごはん』です。土鍋に入った出来立ての鮎ごはんにたっぷりのネギを混ぜていただきます。これは最初にどんな料理を食べても最後には食べたい欠かせない一品です。

鹿と猪も味わえます

ご主人が自ら捕った野生の猪と本州鹿の料理も人気があります。猪は炭火焼きやスペアリブ、ホルモン焼きなど、鹿は刺身で食べることができます。野性味あふれるジビエ料理を堪能ください。

上海蟹と同等、いやそれ以上?!

秋に漁が始まるのがズガニ(モクズガニとも呼ばれる)です。伊豆では河津でも有名ですが、体長20cmほどの大きさのカニです。多くの個体は秋から冬にかけて繁殖のために海へ下り、晩夏から秋に河川の淡水域に出現します。カニの甲羅を外すと綺麗なオレンジ色のカニ味噌が現れます。カニ味噌は濃厚で旨味が凝縮されています。小さな個体ですが、足にも多くの身が詰まっていますので、ぜひ味わってみてください。高級食材として有名な蟹といえば上海蟹がありますが、ズガニはそれ以上に美味しいと好む人がいるほどです。ちなみに上海蟹の和名はチュウゴクモクズガニです。取扱時期が限定されますので、どうしても食べたい方はお問い合わせてからお出かけください。

食事の後は知る人ぞ知る温泉へ

『鮎の茶屋』近くに古びた建物がなんとも情緒がある温泉施設『大沢荘・山の家』があります。山小屋風の建物は川と山の間にあり、なんとも野性的ですが、源泉掛け流しの湯として温泉マニアに有名となっています。源泉温度は46.7度に対し、使用温度は43.5度とちょっと熱いお風呂です。アメニティなどはありませんので、ご持参ください。タオルは有料にて販売しています。泉質はカルシウム、ナトリウム、硫酸塩温泉(低張性、弱アルカリ性、高温泉)。 <山の家>
電話/0558-43-0031 営業/8:00〜21:00(5月〜8月)、9:00〜21:00(9月〜4月)  年中無休 料金/大人500円、小人300円 住所/静岡県賀茂郡松崎町大沢川之本445-4

松崎の名家の屋敷を見学

同じ大沢地区に『旧依田邸(静岡県指定有形文化財)』があります。古くは〝依田ノ庄〟とも呼ばれた依田家の屋敷です。最初に建てられた母屋は300年以上経っていて、伊豆地域では2番目に古い建物です(1番目は韮山の『江川邸』)。元禄年間(1688~1704)初期の建築だといわれています。軒先の漆喰塗り、銅板ばりの扉などは防火に対して十分な配慮がなされ、広い土間、片隅にある炉、自在鉤、どっしりとした太い大黒柱、厚い梁が江戸時代の重厚な床屋建築の面影をよく残しています。現在は週末のみ一般開放していますので、ご興味のある方はご覧ください。 <旧依田邸>営業/10:00〜15:00(週末のみ) 料金/300円(維持管理協力金) 住所/静岡県賀茂郡松崎町大沢153

 

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