河津バガテル公園~春バラフェスタ~
会場/河津バガテル公園
期間/5/1~6/30
時間/9:30~16:30
料金/大人1,000円 小・中学生300円(フランス広場は無料)
アクセス/伊豆急河津駅よりバスで15分(期間中シャトルバス運行)
住所/静岡県賀茂郡河津町峰1073
問合せ/TEL.0558-34-2200
6,000株のバラが咲き誇る園
河津バガテル公園は、フランス・パリ市にある「パリ・バガテル公園」と姉妹園としてオープンしました。園内のフランス広場は2ha(20,000㎡)、ローズガーデンは3ha(30,000㎡)あり、バラは約1,100品種6,000株を植栽しています。春(5月〜6月)と秋(10月〜11月)を中心に様々なバラが園内を彩り、多くの人で賑わいます。
バガテル公園の歴史
河津バガテル公園はパリ市バガテル公園のローズガーデンを忠実に再現した世界初の姉妹園です。パリ・バガテル公園の歴史は古く、17世紀ルイ16世の弟アルトワ伯爵によって改修され、後にイギリス人所有者がオランジェリーやキオスクを建てています。20世紀に入り、パリ市に所有権が移ると天才造園家フォレスティエによって野生的なモチーフを保存しながら左右対称の秩序性の高いフランス庭園様式に人工的な要素を取り入れたローズガーデンが造られます。深い歴史に基づく伝統と斬新な芸術性を見事に融合させ、今日のバガテル公園を完成させています。
フランス庭園式バラ園の特徴
ローズガーデンのバラは低木、つるバラ、オベリスク、パーゴラ(アーチ)に覆うものなど見応えがあります。絵画的な特徴を持つ幾何学的模様の一つ一つを形作るツゲ(通路に沿って立ち上がる高さ約10cmの植栽)は、絵画の額縁を表現しています。その中にあるバラは、スタンダード仕立てのバラと5本の低木のバラとのバランスが見事な調和を表現しています。この植栽方法はバガテル公園ならではのもので、そこに世界でも最も美しいバラ園と賞される精神が息づいています。
春バラが咲くローズガーデン
パリ市の緑地公園管理局の専門家により、パリ・バガテル公園にある世界に2つと無いフランス式庭園のローズガーデンを忠実に再現されています。4月の早咲きのオールドローズに始まり、5月から11月にかけて気品溢れる香りを漂わせながら美しく咲くモダンローズの数々には、バガテル国際バラ新品種コンクールで受賞した品種も多く含まれていて、一般の方々はもちろん、バラに詳しい愛好者の方々にも高い評価を受けています。ローズガーデンを見下ろす丘に建つ水色の塔状建物のキオスク(休憩所)はパリ・バガテル公園の「皇后のキオスク」を忠実に再現したものです。公園のシンボルであり、フランス式庭園の特徴でもある左右対称の幾何学模様が一望できる撮影スポットでもあります。
フランス広場でショッピング
河津バガテル公園のゲートパビリオンを入ると最初に広がるのがフランス広場です。こちらにはバラの苗木やガーデングッズ、パフューム、バラ関連のグッズの販売をするショップや、バラのジュースやバラのソフトクリームをはじめ軽食なども提供するカフェなどがあります。テラス席もありますので、木漏れ日の下で休憩するのもオススメです。
愛犬と一緒に入場
河津バガテル公園内はリードの着用があれば、ワンちゃんと一緒に入場できます。時にはワンちゃん撮影会も開催されたりしています。