下田

入田浜・入田浜海水浴場

いりたはま・いりたはまかいすいよくじょう 住所/静岡県下田市吉佐美348-7 問合せ/TEL.0558-22-1531(下田市観光協会) アクセス/伊豆急下田駅よりバス8分 「入田」下車徒歩3分 駐車場/約100台 1,500 円〜/1日(夏期のみ) 海開き/毎年海の日 レスキュー・監視員/海開き中は常時配備(8:00〜17:00) サーフィンエリア/あり(海水浴エリアと分けてあります) 公衆トイレ/あり シャワー/有料(300円)※年間通して利用可 更衣室/あり(シャワーと兼用) 売店/区営売店あり(パラソルなど各種レンタル、荷物預かりなど) 食事処/区営食堂あり ※夏期のみ バーベキュー/なし 遊泳情報/下田市観光協会公式サイト(http://shimoda-city.info)※夏期のみ表示

南国ムードたっぷり隠れ家的ビーチ

全長500m、奥行き70mほどの下田市にあるビーチです。入り口は分かりづらく国道からは見えなくてちょっぴり隠れ家的。近くに有名な吉佐美大浜海岸がありますが、それに比べると目立たない海岸。ですが、下田通にはファンが多い魅力的なビーチです。

女性に人気!水質自慢のビーチ

下田のビーチは環境省水質基準の水質最高ランクのAA。その中でもCOD(化学的酸素消費量)が0.5mg/L以下のものを「極めて水質の良好な水浴場」と呼ばれますが、まさにそれに該当するのが入田浜です。この基準を満たす水浴場は全国でも14箇所しかありません(平成13年データ)。「ここの海水につかると肌が調子いい」という女性が何人かいたのも、その証拠かも…。ともあれ、水質に興味がある方は、入田浜に実際に入ってみて試してみては。

大きな声では言えませんが…

下田には多くのビーチがあり、どこもそれぞれ個性を持っています。ビーチを選ぶのは好みが分かれるところですが、入田浜は大きな声で言えませんがオススメです。水質がいい上にそれほど混むことがなく、景色も美しい。何よりも車道からの影響を受けにくいので、リラックスしたムードがあります。夏のみ開く食堂なども幾つかあり便利です。

南国を思わせる花や木々

なぜか多くの南国チックな花や木々があるのが入田浜。車道とビーチの境界にソテツの木や多肉植物などが育ち、季節ごとに花が咲きます。この植物が入田浜の南国ムードをアップさせ、女性人気に一役買っています。

吉佐美地区はカフェエリア

入田浜のある吉佐美地区は伊豆南部でもカフェが多いエリアです。午前中の早い時間から海に入った方がランチで、日中の間に海に入った方がお茶の時間にカフェを利用するため店が増えたとも言われています。それぞれのカフェは個性的なオーナーのセンスが光るお店づくりをしているので、海と一緒に利用してみてください。ワンちゃん連れの方には国道沿いの「スパイスドッグ(http://izupeninsula.net/2017/02/08/スパイスドッグ/)」がオススメです。ワンちゃんも入店可能で南国ムードの店内は開放的です。スウィーツにこだわる方には「フォンテーヌ(http://izupeninsula.net/2017/04/22/フォンテーヌ/)」がオススメ。ケーキ店がカフェを併設していますので、そちらでショーケースにずらりと並んだ中からお好きなケーキを店内で食べることができます。カフェではランチセットやフードメニューも充実しています。

もっと楽しんでほしい春秋の海

海というと海水浴を思い浮かべるのが日本人。もちろん楽しいのですが、お盆を中心に夏は混雑が避けられません。逆に夏を除けば下田の海は人が少ないんです。欧米系の外国人は9月、10月を狙ってきます。なぜでしょう。それは宿泊料金が8月に比べるとガクンと下がるからです。10月は狙い目でまだまだ下田は暖かいので外国人の方たちは長期休暇して、安くなった宿で1週間くらいステイします。外国人の方は海に入るのではなく、ビーチサイドで日光浴をしたり、音楽を聴いたり、本を読んだりと思い思いの過ごし方でゆっくりと海を楽しみます。また、5月、6月もオススメです。5月のGWくらいから晴天になると、下田は夏の陽気で海で過ごすのも快適になります。夏を待ちきれない人はこの時期から下田の海にきます。6月は宿泊料金も安く、日本一といわれるあじさい園で「あじさい祭」(http://izupeninsula.net/2017/02/11/下田あじさい祭り/)も行われますので、海と花を両方楽しむことができます。試しに夏しか下田に来たことがない人がいましたら、春秋の下田に来てみてください。

実は知らない海のこんなこと

まず、海で遊ぶ際は事故ケガないようにしてください。海で遊ぶ時は自己責任。遊泳期間は監視員がいて、何かあったら助けに来てくれますが、それ以外の期間は基本的に海には人がいないので、何かあったとしても自分でどうにかしなくてはいけません。遊泳期間外に泳ぐことは可能ですが、くれぐれも気をつけてください。

日焼けにはご注意ください。慣れていない方は太陽の下で長時間寝ていると、日焼けオイルを塗っているとはいえ、過度な日焼けをして、ヤケドのような症状になります。この状態になると旅の楽しみの温泉に入れないのはもちろん、痛くて夜眠れなくなることもあります。日焼けに慣れていない人は適度に焼くことを心がけて、時々は日陰でクールダウンしてください。

近年、飲酒後の遊泳での死亡事故が増えています。過度の疲れや睡眠不足の体で飲酒をすると、遊泳中に倒れることがあります。自分では気づかなくても、体は疲れていますので、適度な飲酒を心がけてください。折角の楽しい休日が最悪の日になってしまはないように、書かせていただきます。

「お盆を過ぎるとクラゲが出る」と昔から言われていますが、下田ではそれほど言われない話です。専門家の方の話だと、特に西日本でアンドンクラゲという強い毒を持ったクラゲがお盆以降に多く発生するとのこと。クラゲは実はいつでもいて、接触したりすると刺されます。下田の海でも夏場に何人か刺された人をみますが、いずれも軽傷です。ちなみに、クラゲに刺された際の処置は、クラゲの触手が患部に刺さったままの場合、絶対に素手で触らず、手袋などをつけて、毛抜きなどで取り除いてください。その後、海水でよく洗浄し、消毒薬を塗るなどの処置をしてください。念のため、病院に行くことをオススメします。

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