伊豆伊豆

天城レンタサイクル~伊豆市観光協会天城支部~

伊豆市観光協会天城支部
問合せ/TEL.0558-85-1056
受付/9:00~17:00
定休日/火曜日
料金/1台2,000円(レンタルのみ)、3,500円(ガイド付きプラン※2週間前までの予約制)保証料金500円はレンタル料金に含まれています。大きな傷や事故等がない場合は、返却時に返金されます。
利用時間/9:30〜16:30
場所/静岡県伊豆市湯ヶ島176-2
駐車場/50台

本格自転車で自然の中を駆け抜けよう

大自然に囲まれた天城湯ヶ島。伊豆市観光協会天城支部では本格自転車のレンタルができます。天城支部のある天城会館で自転車をレンタル。いくつかあるサイクリングコースを巡るもよし、行きたいスポットを巡るもよし、自然を感じながらサイクルライドを楽しんでください。

 

 

イタリアブランドの自転車にライド

レンタサイクルで使用できる自転車はイタリアブランド『Bianchi(ビアンキ)』を中心に本格的な自転車が11台です。高さ調節や乗り方の指導は専門のスタッフがしてくれます。ヘルメット、グローブ、キーロックはレンタサイクル料金に含まれています。初心者の方でも貸し出しはできますが、自転車に自信がない方は無理は禁物です。

 

 

天城の自然がフィールド

コースがいくつかありますが、その中でも「吉奈温泉コース」をオススメします。自然豊かな山や川を眺めながら、いくつかスポットを巡ります。高低差もそれほど大きくないので、初級者でも安心です。このコースで十分に天城の魅力を感じていただけると思います。

 

 

楽しい撮影スポットがいっぱい

「吉奈温泉コース」は世古橋や出会い橋、情緒ある水道橋などのスポットがあります。また、途中には足湯のベーカリーカフェ『Bakery & Table 東府や』がありますので、休憩をとって足湯に浸かるものいいと思います。

 

 

秋は紅葉めぐり

天城は10月〜11月は紅葉シーズンとなります。各所で鮮やかな紅葉を見ることができます。気候的にもアクティビティにはぴったりの季節なので、サイクリングにはベストシーズンだと思います。

 

 

終わった後は日帰り温泉

近隣には2つの立ち寄り風呂があります。汗を流した後に温泉はいかがでしょうか。『湯の国会館』は国道からのアクセスが良い温泉施設です。狩野川のせせらぎが聞こえる露天風呂が人気です。『テルメいづみ園』は天城湯ケ島の山の中にあり、源泉100%掛け流しの天然温泉です。
<湯の国会館>
料金/大人860円(2時間) 営業/10:00〜21:00 定休日/水曜日(祭日は営業)電話/0558-87-1192 住所/静岡県伊豆市青羽根188
<テルメいづみ園>
料金/700円(平日3時間、日祝2時間) 営業/10:00〜21:30 定休日/火曜日(祭日は営業)電話/0558-85-2455 住所/静岡県伊豆市湯ヶ島2796

伊豆伊豆

浴衣・着物レンタル〜修善寺ゆるり〜

街ナビ ゆるり
問合せ/TEL.0558-88-9038
時間/9:30~16:30(着物は16:30までに返却。翌日の返却も可能)
定休日/不定
料金/<浴衣レンタル>大人3,500円(翌日正午までの返却の場合4,000円)※別途保証金1,000円
<着物レンタル※10/1〜>大人4,500円(翌日正午までの返却の場合5,000円)※別途保証金1,000円※足袋は各自ご用意ください
場所/静岡県伊豆市修善寺818-1
駐車場/近隣の有料駐車場をご利用ください

浴衣をレンタルして町歩き

修善寺温泉街にある『街ナビゆるり』では浴衣と着物のレンタルをしています(着物は10/1以降)。情緒ある修善寺の温泉街なら和装がぴったり。普段着慣れない和装も、旅先ならチャレンジできるのでは?

 

 

和装をして主役気分

和装をするとなぜだか気分が上がってきます。なんとなく、いつもと歩き方が変わってくるのも和装効果?!主役気分で修善寺の街を闊歩してみてください。

 

 

温泉街でフォトツアーしよう

せっかくなので、和装をしたらフォトジェニックなポイントで記念撮影をしましょう。ミシュラングリーンガイド2つ星の『修禅寺』や『竹林の小径』、それに石畳の道や朱色が映える橋、射的場もあるので、そんな情緒あるスポットで撮影すれば旅の最高の思い出になります。

 

 

着付けはスタッフさんが担当

着付けができない方でも安心。『街ナビゆるり』のスタッフさんが手取り足取り、あなたに合った着付けをしてくれます。男女合わせて約150着の着物と浴衣を用意。下駄や髪飾りなどの小物も揃えられています。自分好みのものを組み合わせられるのも嬉しいサービス。

 

 

食事処もこだわりたい

和装をしたら、食事処も和装が映える場所を選びたくなるのでは?写真はレトロな内装が可愛い『めし屋 みづ』と和菓子とお抹茶を庭を見ながら食べられる『茶庵 芙蓉』。

 

 

返却場所を選べます

レンタル浴衣と着物の返却は『街ナビゆるり』のほか、温泉場にある入浴施設『筥湯』でも返却可能です。その場合はレンタル料金に別途500円が追加されます。返却時間は当日の20時までとなり、店頭での返却よりも長いので、和装でいられる時間も長くできます。ちなみに、『筥湯(大人料金350円)』を利用された方は『御幸橋駐車場(24h500円)』の500円分の駐車サービス券がもらえます。

 

 

河津

河津バガテル公園~春バラフェスタ~

会場/河津バガテル公園
期間/5/1~6/30
時間/9:30~16:30
料金/大人1,000円 小・中学生300円(フランス広場は無料)
アクセス/伊豆急河津駅よりバスで15分(期間中シャトルバス運行)
住所/静岡県賀茂郡河津町峰1073
問合せ/TEL.0558-34-2200

6,000株のバラが咲き誇る園

河津バガテル公園は、フランス・パリ市にある「パリ・バガテル公園」と姉妹園としてオープンしました。園内のフランス広場は2ha(20,000㎡)、ローズガーデンは3ha(30,000㎡)あり、バラは約1,100品種6,000株を植栽しています。春(5月〜6月)と秋(10月〜11月)を中心に様々なバラが園内を彩り、多くの人で賑わいます。

 

 

バガテル公園の歴史

河津バガテル公園はパリ市バガテル公園のローズガーデンを忠実に再現した世界初の姉妹園です。パリ・バガテル公園の歴史は古く、17世紀ルイ16世の弟アルトワ伯爵によって改修され、後にイギリス人所有者がオランジェリーやキオスクを建てています。20世紀に入り、パリ市に所有権が移ると天才造園家フォレスティエによって野生的なモチーフを保存しながら左右対称の秩序性の高いフランス庭園様式に人工的な要素を取り入れたローズガーデンが造られます。深い歴史に基づく伝統と斬新な芸術性を見事に融合させ、今日のバガテル公園を完成させています。

 

 

フランス庭園式バラ園の特徴

ローズガーデンのバラは低木、つるバラ、オベリスク、パーゴラ(アーチ)に覆うものなど見応えがあります。絵画的な特徴を持つ幾何学的模様の一つ一つを形作るツゲ(通路に沿って立ち上がる高さ約10cmの植栽)は、絵画の額縁を表現しています。その中にあるバラは、スタンダード仕立てのバラと5本の低木のバラとのバランスが見事な調和を表現しています。この植栽方法はバガテル公園ならではのもので、そこに世界でも最も美しいバラ園と賞される精神が息づいています。

 

 

春バラが咲くローズガーデン

パリ市の緑地公園管理局の専門家により、パリ・バガテル公園にある世界に2つと無いフランス式庭園のローズガーデンを忠実に再現されています。4月の早咲きのオールドローズに始まり、5月から11月にかけて気品溢れる香りを漂わせながら美しく咲くモダンローズの数々には、バガテル国際バラ新品種コンクールで受賞した品種も多く含まれていて、一般の方々はもちろん、バラに詳しい愛好者の方々にも高い評価を受けています。ローズガーデンを見下ろす丘に建つ水色の塔状建物のキオスク(休憩所)はパリ・バガテル公園の「皇后のキオスク」を忠実に再現したものです。公園のシンボルであり、フランス式庭園の特徴でもある左右対称の幾何学模様が一望できる撮影スポットでもあります。

 

 

フランス広場でショッピング

河津バガテル公園のゲートパビリオンを入ると最初に広がるのがフランス広場です。こちらにはバラの苗木やガーデングッズ、パフューム、バラ関連のグッズの販売をするショップや、バラのジュースやバラのソフトクリームをはじめ軽食なども提供するカフェなどがあります。テラス席もありますので、木漏れ日の下で休憩するのもオススメです。

 

 

愛犬と一緒に入場

河津バガテル公園内はリードの着用があれば、ワンちゃんと一緒に入場できます。時にはワンちゃん撮影会も開催されたりしています。

 

 

松崎

田んぼをつかった花畑

会場/松崎町那賀地区
期間/3月上旬~5/5(無料花摘み体験5/1~5/5)
料金/入場無料
駐車場/無料
アクセス/東名沼津ICか新東名長泉沼津ICから車で約1時間35分
主催/松崎町
協力/松崎町観光協会
問合せ/TEL.0558-42-0745(松崎町観光協会)


見渡す限り一面の花畑

普段は田んぼとして使っている農地6万2000㎡を花畑として活用したイベントです。平坦で広大な敷地に花畑が広がる様子はとても鮮やかで春の訪れを感じます。

 

 

代わる代わる花が咲く

6種類の花の種を撒き、3月上旬から次々に開花していきます。最初にオレンジ色が鮮やかな「アフリカキンセンカ」が咲き始め、その後、「るりからくさ」、「姫金魚草」、続いて「つましろひなぎく」、「矢車草」、「ひなげし」と次々に咲いていきます。イベント期間中、咲く花が変わるごとに花畑全体のトーンが変化していきます。

 

 

本物と見間違うカカシ

花畑を歩いていてドキッとするのがカカシです。子供からお年寄りまで、スタッフが手作りで用意したカカシは遠くから見ると本物と見間違うほどの完成度で、花畑に賑やかさを与えています。人のカカシばかりでなく、近年では巨大な牛や小さな犬まで、その表現は年々変わってきています。

 

 

5日間だけの無料花摘み

5月1日から5日までは例年、無料の花摘み体験を実施しています。ハサミや持ち帰り用の道具はすべて揃っているので気軽に参加できます。多くの人が好きな花を丁寧に採って持ち帰っています。

 

 

足湯と地場産品

会場には特設の足湯を用意しています。一面の花畑を眺めながら、足の疲れを癒してください。また、地場産品を販売する「桜田より道売店」も近くにありますので、地場野菜や加工品もご覧ください。

 

 

4月はソメイヨシノも一緒に

会場となる田んぼは県道15号沿いにありますが、4月には沿道に約1200本のソメイヨシノが綺麗な花を咲かせます。こちらは「那賀川の桜並木」として有名です。ちなみに開花時期は夜桜のライトアップもしています。
写真:野口正,鈴木さよこ

 

 

町歩きも一緒に楽しもう

花畑からすぐの松崎の街中にはなまこ壁の古民家が点在し、のんびりとした雰囲気で街散策にオススメです。素敵な飲食店もありますので、花畑をご覧いただきましたら、その後にお楽しみください。車でお越しの方は3時間無料で駐車できる中瀬邸隣のコインパーキングをご利用ください。

 

 

大沢地区の桜も忘れずに

イベント会場から車で約3kmほどにある大沢地区も桜のスポットとして有名です。大沢地区は那賀川の上流に「化粧の湯」と称される良質な温泉が湧き出る『大沢温泉』があります。川べりには桜の大木が川面に向かって枝を伸ばし、3月下旬から4月上旬のシーズン中に咲き誇ります。穏やかな景色に淡いピンクの花が綿のように咲く様は心落ち着くふるさとの景色です。 

 

 

伊豆

浄蓮の滝

じょうれんのたき 問合せ/TEL.0558-85-1056(伊豆市観光協会 天城支部) 場所/静岡県伊豆市湯ヶ島892-14(浄蓮の滝ドライブイン) 駐車場/浄蓮の滝駐車場(無料)

日本の滝百選に選ばれた伊豆名滝

伊豆半島の中央を北に向かって流れる狩野川。その上流部に位置し、天城山の北西麓を流れる本谷川にあるのが浄蓮の滝です。落差は25m、幅は7mほどになります。浄蓮の滝のある『浄蓮の滝観光センター』はレストランをはじめ、各種伊豆お土産品などが販売されています。

火山が作った滝

鉢窪山(はちくぼやま)と丸山は約1万7000年前に噴火した美しい円錐形のスコリア丘で、そのふもとから流れ出した溶岩が本谷川に流れ込み、なだらかな溶岩台地と浄蓮の滝を作りました。

美しい柱状節理

滝を作る崖には、溶岩が冷え固まった時にできる美しい柱状節理(冷却時の体積収縮による柱状の割れ目)が見られます。

あの歌詞に出てくる滝

石川さゆりのヒット曲、『天城越え』の歌詞にも登場します。浄蓮の滝前には歌碑もあります。

美しい水はワサビを育てます

浄蓮の滝の沢に沿ってワサビ田があります。売店では生のワサビやワサビの加工品等も販売しています。

釣りも楽しめます

『天城国際鱒釣場』が併設されていますので、ニジマスやあまご釣りをお楽しみいただけます。http://izupeninsula.net/2017/03/29/天城国際鱒釣場/

伊豆の踊り子と浄蓮の滝

川端康成の短編小説『伊豆の踊り子』に登場する浄蓮の滝。滝のある観光センター駐車場には青年と踊り子の少女の像が建っています。

天然記念物 ハイコモチシダ

静岡県指定天然記念物「ハイコモチシダ(別名:ジョウレンシダ)」は、国外では中国南部・台湾からヒマラヤにかけて分布するシダですが、国内では九州南部と伊豆半島に分布するのみです。このシダは、1917年に国内ではじめて浄蓮の滝で群落が発見されたため別名をジョウレンシダといいます。特徴は胞子でふえる以外に、葉の先端近くの中軸の裏側に米粒大から指頭大の褐色の鱗片に覆われた不定芽(無性芽)を1個から3個生じ、これが地面に接すると鮮紅色の新芽を生じ、新しい個体となる珍種です。文化財保護法により、採取することは禁じられています。

足腰の弱い方へ

浄蓮の滝は駐車場から谷を下りたところにありますので、足腰の弱い方は少しきついかもしれません。

伊豆伊豆

マス釣り〜浄蓮の滝・天城国際鱒釣場〜

じょうれんのたきあまぎこくさいますつりじょう
問合せ/TEL.0558-85-1441
時間/9:00〜16:00最終入場(10/1〜3/19は15:30最終入場)
定休日/不定休(オフシーズン期間に臨時休業)
※大雨による増水、悪天候の場合は臨時休業
入漁料/30分865円(3匹まで)、1時間1,625円(6匹まで)、2時間3,245円(12匹まで)
※貸し竿215円、餌(イクラ)110円、貸出しコンロ540円(40分間)
場所/静岡県伊豆市湯ヶ島892-14(浄蓮の滝ドライブイン)
駐車場/浄蓮の滝駐車場(無料)

自分の釣った魚を食べよう!

日本の滝百選の伊豆の景勝『浄蓮の滝』を望む常設の鱒釣場です。ニジマスのほか、清流の女王「あまご」も放流されています。自然の川を利用した釣場は、あたかも自然で育った魚を釣り上げているようです。

 

 

釣り初心者でも大満足

釣りをやったことがない方でも手軽に楽しめるのが管理釣場のいいところ。釣り堀とは違い、自然の川に魚が放流されていますので、釣った時の感動が違います。餌はいくらなので、虫が触れない人でも安心。入漁料も時間によって細かく設定されているので、自分の時間配分で釣りを楽しむことができます。

 

 

釣った魚は焼いて食べよう

自分で釣った魚は持ち帰るか、その場で食べるかを選べます。その場で食べる場合は、受付棟でコンロ(540円)を借りて焼きます。釣った魚はスタッフの方がハラワタを取って、塩を振り焼くだけの状態に仕込んでくれます。焼くのに少し時間がかかるので、大勢で食べる場合はコンロを数台借りた方が時間短縮できます。

 

 

ワサビ田も見学

釣場のすぐ隣にはワサビ田があり、この辺りの水が綺麗な証拠でもあります。ワサビは売店で生のものを購入できますし、ワサビ関連商品も多数販売しています。ちなみに伊豆市はワサビの生産量が日本一で、現在、世界農業遺産に登録されるために申請中です。

 

 

日本の滝百選に選ばれた浄蓮の滝

伊豆半島の中央を北に向かって流れる狩野川。その上流部に位置し、天城山の北西麓を流れる本谷川にある浄蓮の滝。石川さゆりのヒット曲、『天城越え』の歌詞にも登場します(歌碑もあります)。鉢窪山(はちくぼやま)と丸山は約1万7000年前に噴火した美しい円錐形のスコリア丘で、そのふもとから流れ出した溶岩が本谷川に流れ込み、なだらかな溶岩台地と浄蓮の滝を作りました。滝を作る崖には、溶岩が冷え固まった時にできる美しい柱状節理(冷却時の体積収縮による柱状の割れ目)が見られます。落差は25m、幅は7mほどになります。浄蓮の滝は駐車場から谷を下りたところにありますので、足腰の弱い方は少しきついかもしれません。

 

 

 

浄蓮の滝のドライブイン

釣場は『浄蓮の滝観光センター』の下にありますので、車はこのドライブインの駐車場をご利用ください。こちらの施設ではレストランのほか各種お土産品を多数販売しております。また、川端康成の短編小説『伊豆の踊り子』に登場する青年と踊り子の少女の像が建っています。
売店営業8:30〜16:30 食堂営業10:30〜14:30L.O

 

 

本格あまご料理を食べたい方へ

釣りをする時間がない方や、あまごをもっと本格的に食べたい方は『あまご茶屋』がオススメです。こちらはアマゴの養魚場の直営店ですので、鮮度の良いアマゴを丼や蒲焼、鍋など多様な食べ方ができます。
<あまご茶屋>
営業/11:00〜15:00 定休日/水曜日 電話/0558-85-2016 住所/静岡県伊豆市市山540-1

 

 

伊豆

竹林の小径~修善寺散歩~

ちくりんのこみち
料金/無料
住所/静岡県伊豆市修善寺3463-1
お問合せ/0558-72-2501(伊豆市観光協会修善寺支部)

ミシュラン2つ星の小径

修善寺温泉街の中心を流れる桂川に沿って整備された遊歩道です。こちらは「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で2つ星を獲得した観光地です。ちなみに修善寺では他にも「温泉街」と「修禅寺」、「大日如来坐像」、「指月殿」も同じく2つ星を獲得しています。竹林の小径の周辺には修禅寺やお土産物街、飲食店などがありますので、合わせてお楽しみください。

 

 

青竹に囲まれる中で天を仰ぎ見る

竹林の小径は青々とした竹が整然と並び、清々しい雰囲気があります。竹林の中央には大きな竹製の円形ベンチがあり、仰向けなると、竹が天に伸びる姿を眺めることができます。

 

 

川の音を聞きながら足湯で一息つこう

竹林の小道から下流へ少し歩くと「独鈷(とっこ)の湯」があります。諸国を行脚中の弘法大師が、桂川で病父を洗う少年を見て、心をうたれ、独鈷杵(仏具)で川の岩を打ち、霊湯を湧出させ、父子に温泉療法を伝授したという修善寺温泉発祥の湯です。現在は桂川の中に整備されています。こちらは足湯としての利用は遠慮されています。川沿いにあります足湯『河原湯』をご利用ください。川の音を聞きながら、散策で疲れた足を休めるのにオススメです。

 

 

温泉場ならではの射的はいかが

温泉街の楽しみといったら射的。全国的にも少なくなった射的場が修善寺には数軒営業しています。旅の思い出にぜひトライしてみませんか。射的の他にも「ボットル落とし」や「ピンボール」なども置いてある店もあります。

 

 

紅葉の時期は違った景色を楽しめます

紅葉が見られるのは11月。その時期になると竹林の小径周辺にもみじが赤く色づきます。温泉場近くのもみじ林では『もみじまつり』が開催され、一年で最も観光客で賑わいます。

 

 

和装で気分を盛り上げよう

修善寺温泉場のバスターミナル目の前にある『ゆるり』では季節に合わせて浴衣と着物のレンタルができます。男女合わせて約150着の着物と浴衣、下駄や髪飾りなどを揃えていて、着付けをしてくれます。和装で温泉街を歩けば、旅の気分が盛り上がること間違いなし。記念撮影もより楽しくなりますよ。
<街ナビゆるり>
(着物レンタル※10/1~)大人4,500円
(浴衣レンタル)大人3,500円
電話/0558-88-9038 営業/9:30~16:30 定休日/不定休 住所/伊豆市修善寺818-1

 

 

曹洞宗 福地山 修禅寺

修善寺にある修禅寺は平安初期、大同二年(807)に弘法大師が開創したといわれ、北条氏、源氏の興亡を見守った伊豆を代表する名高い寺です。伊豆八十八ヶ所霊場巡りの結願の札所でもあります。永徳元年(1489)に、韮山城主の北条早雲が外護者として再興し、叔父の隆溪繁紹(りゅうけいはんしょう)が住して、曹洞宗に改宗され山号も福地山と改められ今日に至ります。境内にある宝物館(瑞宝蔵)には修禅寺物語ゆかりの古面などが展示されています。また、本堂には高低差を生かした素晴らしい庭があります(秋に一般公開)。

 

 

ギャラリーにも注目

竹林の小径の途中にある和風ギャラリー『しゅぜんじ回廊』。こちらでは年間を通して修善寺の写真展など修善寺ゆかりの企画展が開催されています。観光案内所もありますので、散策時にお立ち寄りください。

 

 

夜のライトアップは幻想的

竹林の小径は夜にライトアップをしています。宿でゆっくりもいいですが、浴衣のまま下駄でコトコトと出かけてみてはいかがでしょうか。温泉街には飲食店もありますので、夜の散策ついでに立ち寄るのもオススメです。

 

 

松崎

岩科学校〜重要文化財〜

いわしながっこう
電話/0558-42-2675(岩科学校)
料金/大人300円、中学生以下無料
営業/9:00~17:00
定休日/年中無休
住所/静岡県賀茂郡松崎町岩科北側442
駐車場/30台

国指定重要文化財の学校建築

岩科学校は、なまこ壁を活かした社寺風建築様式とバルコニーなど洋風建築様式を取り入れた伊豆地区で最古の学校建築です。明治12年4月に着工、翌13年9月に完成しました。日本では甲府旧睦沢学校(明治8年)、松本の旧開智学校(明治9年)などに次ぐ古い学校建築として知られています。岩科学校は平成4年11月に2年間の改修工事を経て、明治13年の形に復元されました。長野県松本市にある同じく重要文化財の旧開智学校と平成17年に姉妹館提携をしています。

 

 

岩科学校の歴史

松崎では村内の教育振興熱が高く、明治12年当時、校舎新築のための寄付金が集められました。総建築費は2,630円66銭で、そのうち4割余りが寄付金でまかなわれました。戸長(現在の町村長)・佐藤源吉らにより新築計画が進められ、岩科村大工棟梁・菊池丑太郎、高木久五郎によって設計施工されました。正面玄関に掲げられている「岩科学校」の扁額は、時の太政大臣・三条実美の書で、上の龍は鏝絵師・入江長八が棟梁のノミを借りて彫ったと伝えられています。

 

 

校舎に一歩入るとタイムスリップ

木造の校舎は温もりに溢れています。明治時代の学校の教室や校長室を再現した部屋は、当時を知らずとも昔の学校の暮らしぶりがイメージできます。他にも当時使われていた農具や近くにある平野山から出土した縄文土器、まゆの産地でも有名だった松崎ならではのまゆの資料展示などのも見学ができます。

 

 

残された漆喰鏝絵師・入江長八の作

漆喰鏝絵(しっくいこてえ)とは左官が壁を塗るこてで絵を描いたものです。入江長八は鏝絵師の中でも鏝絵を芸術の域にまで昇華させたことでも有名は職人です。校舎の2階客室の西の間は、日本間で作法や裁縫の授業に利用されていました。ここには長八の傑作『千羽鶴』があります。床の間はのぼり太陽を表現して紅の壁、脇床には縁を配して松を表現しています。欄間には長八によってつくられた千羽鶴が、一羽一羽形を変えて描かれ、日の出を目指して飛翔する姿が見られます。

 

 

旧村役場も敷地内に移築保存

学校の敷地内にある『開化亭』はもとは岩科勝者としてつくられ、後に岩科村役場として使用されていました。明治8年に建てられた由緒ある建物を移築復元され、現在は休憩所として利用されていて、伊豆特産のお土産や当時使われていた教科書など、昔懐かしいおもちゃが販売されています。松崎名物「桜葉」を使用したアイスも食べることができます。

 

 

入江長八を詳しく知りたい方へ

松崎の生まれである漆喰鏝絵師・入江長八の美術館が岩科学校から約2kmのところにあります。こちらでは長八作品のほか、漆喰鏝絵について深く知ることができます。

 

 

町内のなまこ壁民家を巡ろう

町内には岩科学校で使われているような、黒い平瓦と白い漆喰の構成の『なまこ壁』が施された建物が点在しています。『中瀬邸』や『伊豆文邸』は中を見学することができます(中瀬邸は有料100円)。

 

 

下田

ペリーロード

問合せ/0558-22-1531(下田市観光協会)
住所/静岡県下田市3丁目14-6(ペリーロード中央位置)
駐車場/専用駐車場無し
アクセス/伊豆急下田駅から徒歩10分

ペリーも歩いた石畳の小径

約500mある平滑川沿いの石畳の通りです。柳の木がゆらゆらと風になびき、通りには明治期や大正期に建てられた石造りの古民家が残っています。嘉永7年(1854)にペリー艦隊が下田に来航し、この通りを歩いたことから、現在の『ペリーロード』と名付けられました。下田の街の人気観光スポットとなっています。

 

 

ペリーロードの楽しみ方

下田の街の観光スポットといったら、真っ先に出てくるのがこのペリーロードですが、メディアで出てくる印象と違うと言われることもしばしば。勘違いされるのがその距離。ペリーロードは約500mありますが、それは了仙寺からペリー艦隊上陸記念碑までのことで、石畳が続くのは約200mの区間。なので、実際に来て歩くとあっという間に終わってしまうことが勘違いの原因。歩くだけでは本当の魅力に気づかないまま終わってしまいます。なので、ペリーロードの大きく3つの楽しみ方をお伝えします。1つ目は写真映えする古民家や柳橋との写真撮影。石造りや個性的な格子戸が付いた古民家、緑が綺麗な柳と一緒に写真を撮れば、レトロな雰囲気いっぱいの一枚になります。2つ目はカフェ。古民家を利用したカフェや、若いオーナーが始めた個性的カフェなどいくつか点在しています。数十分でもコーヒーを飲みながら、ペリーロードを眺めると歩くだけではわからなかった情緒を感じることができます。3つ目は歴史を振り返ることです。1854年、今から約160年前にこの通りをペリー率いる黒船艦隊が了仙寺まで道のりを実際に行進したことをイメージしてみてください。当時の町民は青い目をした人間や身長が日本人よりはるかに大きいアメリカ人を見てどう思ったのでしょうか。そんなことを考えながらペリーロードを歩いていただくと感慨深いかと思います。

 

 

レトロなカフェに入ろう

ただ歩いて終わるにはもったいないのがペリーロード。通りには風情ある古民家で営業するカフェがいくつかあります。中でも、「風待工房」や「ページワン」、「草画房」はペリーロードが石畳に舗装される前から営業する老舗で、このペリーロードのお洒落な空気感を作ったのはこの3店といっても過言ではありません。そんな老舗カフェに入ってコーヒーを飲めば、さらにペリーロードの魅力に気づいていただけるかと思います。

 

 

ペリーロードで食べ歩き

ペリーロードには新店も増えています。その中でもテイクアウトに力を入れる2店舗に注目です。「irori」は生ビールやコーヒーをテイクアウトできるほか、季節のご当地食材を使った熱々の「下田かき揚げ(300円)」を販売中。ペリー艦隊上陸記念碑近くの「あほや」では「下田焼き(430円)」と名付けたお好み焼き風の鉄板焼きメニューを販売中。出汁につけて食べる明石焼き(680円)やたこ焼きを挟んだ「たこせん(180円)」なども人気で、こちらは雨でも屋内のスペースを利用できるのが嬉しい。

 

 

 

開国の歴史スポットも一緒に行こう

ペリーロードはペリー艦隊が上陸した地から了仙寺までの区間をいいます。ペリーが上陸した地にはペリー艦隊上陸記念碑が建ち、観光スポットになっています。下田観光の記念に撮影してみてください。了仙寺はペリーと日本全権が日米和親条約付録下田条約を締結した場所です。境内にあるMoBS黒船ミュージアムでは、開国の歴史を分かりやすい動画(有料ゾーン)で見ることができます。ミュージアムショップ(入場無料)には可愛いオリジナルグッズもありますので、立ち寄ってみてください。

 

 

 

 

ペリーロードの今昔

ペリーロードが今のように石畳でガス灯が整備されたのは20年ほど前。それまでは今のような観光スポットではありませんでした。もっと昔は花街として賑わう通りで、当時の子供は近寄りづらかったそうです。古写真は昭和初期の頃の通りを写したもの。通りには土が敷かれ、電灯が並んでいます。写真には女性が写っていますが、着物を着て髪を結っているところを見ると、おそらく芸者さんだと思われます。現在の風待工房さんの建物も格子戸から認識できます。とても風情を感じる写真です。
古写真:中村博提供

 

 

無料休憩施設・旧澤村邸

ペリーロードには無料の休憩施設「旧澤村邸」もあります。こちらは旧下田ドッグ創設者で、戦前には旧下田町の町長も務めた澤村久右衛門の邸宅として大正初期に建てられたものですが、現在は市に寄贈され広く利用されています。奥にある石の蔵のギャラリーでは下田市出身のアーティスト・大久保婦久子さんの作品展示がされています。散策の際にお立ち寄りください。

 

 

 

 

夜のガス灯でムーディーに

昼間は観光客で賑わう通りも、夜は人通りが少なく静かです。洋風のデザインが素敵なガス灯は電灯とは違った暖かな光で通りを照らします。夜に営業を開始するソウルバー「土佐屋」はソウル好きな店主・斎藤さんが自らの約1万枚を超えるレコードの中から好きな音楽を流すムードあるお店です。音楽好きな仲間や都内のファンが足繁く通う下田の夜を盛り上げる名店です。

 

 

 

 

あじさい祭りと夏祭り

6月にはペリーロードをあじさいが彩ります。すぐ近くの下田公園が「下田あじさい祭」の会場となり、300万輪のあじさいが咲き誇ります。この数は日本一です。また、下田の夏祭りといえば、下田八幡神社の例大祭。別名「太鼓祭り」と呼ばれ、華やかな太鼓を叩きながらの巡行は下田市街の夏の風物詩です。巡行はペリーロードもルートに入っているので、祭衆の威勢の良い太鼓の音をお楽しみください。また、ペリーロード中央部の柳橋では祭りの道具をつなげ合わせて、両脇からアーチ状に持ち上げる「太鼓橋」を見ることができます。時間は毎年変わりますので、ご確認ください。

 

 

 

 

お車やタクシーでお越しの方へ

ペリーロードには専用駐車場がありません。徒歩1分の下田公園入口の駐車場は無料ですので、こちらをご利用ください。ただし、6月の「あじさい祭り」開催中はご利用できませんのでご注意ください(祭り開催中は500円/1日)。コインパーキングは下田商工会議所前の「アイキパーキング」が最安値で100円/60分です。その他のコインパーキングは100円/30分が相場です。タクシーでお越しの方は少し注意が必要で、「歩いても何もないよ」と言って、車にお客さんを乗せたままペリーロードを通過するドライバーもいるようですが、お客さんを降ろしたくない意図で言っている場合がありますので、その声を無視して、ぜひ降りてペリーロードを歩いて楽しんでいただきたいです。

 

 

伊豆の国

えふでの宿 小松家八の坊

総客室:40室
温泉:伊豆長岡温泉
CIN・OUT:14:30~10:30
住所:〒410-2211 静岡県伊豆の国市長岡 1056-1
☎ 055-948-1301
http://www.hachinobo.com/

 

愛犬も泊まれる心が通う出会いの宿

伊豆長岡温泉街の中心に佇む創業100年以上の歴史ある老舗の温泉旅館。創業時から大切に育まれてきたのは、人と人の心が通いあう、温もりのこもったおもてなしを大事にしてきた旅館です。チェックイン時には元気で笑顔あふれるスタッフが出迎えてくれます。

八の坊のでは、伊豆長岡駅より無料送迎、貸切露天風呂や足湯の利用が無料、モーニングコーヒー無料、アーリーチェックイン可能等8つの無料サービスがあるのも魅力的。えふでの宿として館内では、500点余りの絵画もご覧いただけます。

一般の個人客だけでなく、団体の宴会の受入も多く、特に企業の会議利用や学生合宿や研修にも最適な設備を整えており、幅広い客層に利用されている活気ある旅館です。また、八の坊では愛犬も大切な家族の一員ということでペット同伴の宿泊もできることが特徴。愛犬と一緒にお部屋で寛ぎ、食事も同室でとることができるセルフなプランは、大変好評でペットと旅するユーザーにはとってもおすすめの宿です。

 

木の温もりが心地よい数寄屋造りの客室

小松家の客室は大きく東館と西館に分かれており、お部屋のタイプは露天風呂客室と和室12.5畳をお部屋がメインに和室10畳タイプのお部屋とシンプルに計4タイプ用意されています。すべて木の温もりが感じられる純和風の数寄屋造りのお部屋。西館にある檜の専用露天風呂付の客室は限定1室、いつでも贅沢に伊豆長岡温泉の湯浴みを愉しむことができます。

東館の和室12.5畳のお部屋からは、伊豆長岡温泉の雄大な自然、源氏山を一望できる人気の客室です。さらに1日限定2室で提供されている和室12.5畳のお部屋では、ペットと一緒に寛げるので、愛犬同伴での旅行の方には大変おすすめです。

 

心身癒しの時を育む源泉掛け流しの温泉

小松家のお風呂は、男女別の2ヵ所の大浴場と露天風呂。40分間無料で利用できる貸切露天風呂、家族で気兼ねなく利用できる家族風呂、さらに玄関前にある無料の足湯と4つの湯浴みを愉しむことができます。

階上にある大浴場と露天風呂からも源氏山の自然を望むことができ、伊豆長岡の四季の移ろいを感じながら、ゆっくりと温泉に浸ることができます。大浴場「元禄の湯」は、長寿、出世の湯といわれ、恵み豊かなお風呂として古くから愛されているとのこと。名湯伊豆長岡温泉を是非堪能してほしいです。

プライベートに湯浴みができる無料の貸切露天風呂では、檜の木の香る、開放的な癒しのひととき。大切な方との温泉には是非とも利用してほしい。さらに、6名まで入浴可能な家族風呂では、家族みんなで一緒にお風呂にはいることができ、私生活にはない素敵な思い出を育むことができます。

 

予算にあわせて選べる4つ料理御膳

小松家の料理は、基本コースが4つ用意されており、予算や料理内容にあわせて選ぶことができます。伊豆の山海の新鮮な幸を、惜しみなく盛り込んだ料理コースです。なかでもメインの料理を豪華に取り揃えた「えふで御膳」は、金目鯛や鮑など伊豆の高級食材を、存分に堪能できる高ランクな料理。四季により献立の内容は替わり、その時の旬な料理が愉しめるのも魅力的です。旅の目的や予算に応じて、4つの料理御膳に対しお部屋を選ぶことができるので、お財布にも安心。

また、ファミリーや小グル―プ向けの料理として「すっぽん鍋」の料理コースもも提供されており、様々な食の楽しみ方を選択できるのもおすすめ。来館したお客に満足してほしいという主人の願いが込められた小松家の料理御膳。是非とも堪能していただきたいです。

 

熱海

貸切温泉のコンドミニアム グランビュー熱海

総客室:20室
温泉:熱海温泉
CIN・OUT:15:00~10:30
住所:〒413-0019 静岡県熱海市咲見町 8-9
☎ 0557-85-0051
http://www.grandview-atami.com/

 

貸切温泉があるコンドミニアムホテル

熱海温泉街の中心に位置するグランビュー熱海。ここはコンドミニアムホテルというリゾートマンションにフロントサービスが付いた宿泊施設で、完全セルフサービス、泊食分離で低価格で利用できるため、誰もが気軽にリゾートを楽しめるのが特徴。お部屋への飲食も持込みOK!台所や調理器具も備えてあるのでスーパーやコンビニで食材を買って、お部屋で調理するも良し、周辺の飲食店で食事をするも良しと、旅のスタイルにあわせて食も自由に選択できます。もちろん、館内での食事提供もあります。

また、駅からは徒歩約10分、熱海サンビーチまで徒歩5分と熱海温泉でも好立地なため、ビジネスや観光レジャーにも最適。セルフ主体で様々な利用用途やシーンにあわせて利用できるのがコンドミニアムホテルの魅力です。熱海の旅行を、低コストで自由気ままに貸別荘感覚で観光できます。

 

宿泊スタイルにあわせて選べる客室

グランビュー熱海は全20室、独立型のバス・トイレ・キッチン付の和室タイプのお部屋。熱海の海が一望できる2LDKのお部屋や、コネクティングタイプのお部屋など、利用シーンや予算にあわせてお部屋が選べます。また、眺望ができるお部屋からは、熱海温泉名物の海上花火大会の花火も見え、さらに天候の良い日には、海の向こうに見える、初島、大島が一望できます。

また、洗濯機や調理器具、電子レンジなどお部屋の設備や備品も一般の宿泊施設とは異なりとても充実しているため、別荘感覚のスタイルが楽しめます。インターネット回線も利用できるので、観光地でのビジネスシーンでのご利用にもおすすめです。

 

熱海の名湯を愉しむ3つの貸切温泉

温泉は「御汲湯(おくみゆ)」として歴代徳川将軍が楽しんだ名湯、熱海温泉。一般の温泉よりも温度が熱く、ミネラルや塩分が豊富なのが特徴。メタケイ酸が多いため、美肌の湯としても有名で、女性にも人気の温泉です。グランビュー熱海の貸切風呂は全3タイプ。それぞれ特徴があるプライベート感満載な貸切温泉風呂です。

まず屋上に位置する展望温泉風呂からは、相模湾や初島、大島を望むことができ、開放的な貸切風呂。半露天の貸切風呂は、源泉掛け流しで鮮度のよい湯浴みが愉しめて、夜には熱海の美しい夜景をみることができます。そして、照明とジャグジーが付いたブクブク泡の源泉掛け流し風呂では、湯浴みしながら映像や音楽を楽しめます。カップルやファミリーで一風変わった熱海温泉を満喫できます。

 

その時の気分にあわせた食事スタイル

近隣の飲食店で食事や、地元の食材をもちこんでお部屋で自炊、出前の手配等、食の楽しみ方もその時のシーンや気分にあわせて選べるのもコンドミニアムホテルならでは。夕食は地元鮮魚店直送の舟盛り定食がおすすめ。ホテルで予約し部屋まで届けてくれます。

朝食は館内レストランにて和洋楽しめるビュッフェ式。産地直送の乳製品や、網焼きの干物など、地の物を中心に取り揃えたメニュー。朝食付の宿泊プランはお1人6,000円からとリーズナブルな価格で利用できます。

 

伊豆の国

割烹旅館 新叶

総客室:6室
温泉:伊豆長岡温泉
CIN・OUT:15:30~10:30
住所:〒410-2211 静岡県伊豆の国市長岡 1349-5
☎ 055-948-1753
http://www.shinkanou.com/

至高の料理が愉しめる安らぎの隠れ宿

伊豆長岡温泉街の奥地に静かに佇む割烹旅館。石段を上がると、なんとも美しい和の風情が感じられる玄関でお客様をお出迎えします。ここの宿の特徴は何と言っても料理。かつては割烹料理屋だったこともあり、伊豆の素晴らしい厳選食材を使用した懐石料理は、一切妥協をしない美食の数々。訪れる旅人を至福の時間へと誘います。

館内随所には和の趣がある室礼が見られ、そのひとつひとつに女将のおもてなしに対する想いが込められています。それは、玄関やお部屋の調度品、食事の箸置きや中庭など、視界に入る全ての要素に、美と和の気品が感じさせてくれます。多くの著名人も足繁く通う、知る人ぞ知る名旅館です。

 

身も心も安らぐ静かな客室

全6室のお部屋はすべて純和風の造り。お一人様専用の6畳タイプのお部屋から8畳、12畳、次の間付と4タイプのお部屋が用意されており、一人旅、夫婦、家族など幅広い客層の受入が可能。特に6畳タイプの和室は、一人旅の利用に大変好評を得ているとのこと。日常の生活から離れて一人旅を満喫したい方におすすめです。

客室の照明器具や調度品、生け花には独特のこだわりが感じられ、日本旅館ならではの趣が感じられます。さらに、お部屋の窓からは、伊豆長岡温泉街の風景を眺めることができます。

 

情緒溢れる貸切庭園露天風呂

新叶のお風呂は、内湯と庭園露天風呂があり、貸切で利用できるのも魅力。源氏山が背景にあり春は桜、秋には紅葉と四季の移ろいが感じられます。中庭の風情も良く、自然に囲まれた露天風呂に浸かれば気分は極楽。小さいながらも開放的な癒しの時間を愉しむことができます。また、脱衣所ではバスタオルの利用が解放されてますので気持ちよく何度でも湯浴みを楽しめるのも嬉しいです。

 

厳選素材の懐石料理

かつては割烹料理屋として商いをしていた新叶。当時のこだわりは今も健在で、料理については一切の妥協を許さないのがここの最大の魅力でもあります。女将の料理へのこだわりと板前が厳選した素材と技術で、目でも舌でも愉しめる至高の懐石料理はすべて手作り。
丹精込められた一品一品の美味極まる料理が多くのファンを虜にしています。

また、館内の玄関前には囲炉裏の部屋があり、ここでは季節や状況に応じて伊豆の山海の高級な幸を炭火で食すことができるのも一興。さらにのカウンターバーでは、目の前に美しい中庭を見ながらゆっくりとお酒や食事を楽しめます。ビジネスマンや企業人の商談などにも利用されているとのこと。さらに、伊豆長岡の芸子さんが、こちらの中庭で芸を披露するなど、日本の伝統美も愉しめるのも新叶の魅力です。

 

伊豆

達磨山〜伊豆富士百景〜

だるまやま
問合せ/TEL.0558-98-1212(伊豆市観光協会土肥支部)
場所/静岡県伊豆市大沢1018-1(だるま山高原レストハウス)
駐車場/だるま山高原レストハウス(無料)

四季折々の富士山は言葉を失う美しさ

達磨山は沼津市と伊豆市との境にある982mの山です。山名は座禅した達磨大師に似ていることに由来しています。約100万~50年前に噴火を繰り返した陸上火山で、火山がつくったなだらかな裾野が残っています。

 

 

頂上は360度の大パノラマ

達磨山には県道127号船原西浦高原線(旧西伊豆スカイライン)が通り、アクセスしやすく富士山などの眺望がいいのが特徴です。山頂付近は背丈の低い笹で覆われているため、いたるところで素晴らしい景色を楽しめます。山頂へは道路から整備された登山道を使えば、15分ほどで容易に登頂できます。山頂からは360度の展望があり、富士山や駿河湾、天城山など伊豆半島の北部周辺を見渡すことができます。晴れた日には遠く南アルプスまで見渡せ、稜線に沿って遊歩道も整備され、気持ちの良いハイキングができます。

 

 

様々な表情を見せる富士山

富士山は四季によって様々な表情を見せます。また、夕暮れ時に赤く染まる富士山も魅力的です。一年を通してその姿を変化させる富士山の景色は見る者を飽きさせません。

 

 

世界でも認められた富士山の絶景スポット

達磨山に向かう県道18号修善寺戸田線に市営施設『だるま山高原レストハウス』があります。軽食のできる食堂、展望台、トイレ、広い駐車場(無料)があります。施設北側の椅子が並ぶテラスから見える富士山は絶景で、多くの観光客が足を止めます。昭和14年にニューヨークで開催された万国博覧会に、ここから撮影された写真が出品され、「秀峰富士」と呼ばれた作品は高さ8.2m、横幅32.7mという大きさだったといわれています。出品のための撮影を依頼された写真技師が日本一の風景を探して富士山周辺を巡り、数ある中からこの地を選んだといわれています。当時の写真の詳しい説明はレストハウス内に展示されています。レストランではしっかりとした食事も取れるほか、コーヒーやソフトクリームなども提供していて、晴れた日は富士山を眺めながらゆっくりと滞在することができます。

<だるま山高原レストハウス>
電話/0558-72-0595
営業/9:30~17:30(最終入園16:30)※オフシーズンは16:30閉店
定休日/火曜日(シーズン期は除く)
駐車場/20台以上
カード/不可
住所/伊豆市大沢1018-1

 

 

伊東

東海館

とうかいかん
電話/0557-36-2004
時間/9:00~21:00(最終受付20時)
休館日/毎月第3火曜日(祝祭日の場合は翌日)、1月1日
入館料/大人200円 小人100円
住所/静岡県伊東市東松原町12-10
アクセス/伊東駅から約1km(約10分前後)

昭和初期の3階建温泉旅館建築

東海館は昭和3年に稲葉安太郎氏により、温泉宿として松川沿いに開業。昭和13年の伊東線開通により、客層が団体客へ移ると館内を増築、望楼(遠くを見渡すためのやぐら)は昭和24年に建築されました。これまで多くの方に親しまれ賑わいましたが平成9年に廃館。その後、伊東市に寄贈され、大規模な耐震補強を経て、平成13年7月26日に観光施設として見学できるようになりました。1,2階は客室が配され、3階には120畳の大広間があります。また、望楼は隣の旅館いなばと共に伊東温泉の象徴となっています。館内は一部を除き、見事な意匠を施した客室をゆっくり見学できます。当時の職人によって、桧や杉などの高級な木材を使用し、匠の技を凝らした館内の意匠は見応えがあります。

 

 

凛とした外観と記念撮影しよう

玄関のある通りから建物を見ると、その大きさに圧倒されます。下見貼りの木造壁は趣があり、通り沿いに付け加えられた竹格子も美しく組まれています。玄関の上を眺めると唐破風になっていて、旭と鶴の彫刻が飾られ細部まで手が込んでいます。

 

 

純和風の客室に日本の美を感じます

細部に活かされた匠の技に注目してください。書院の欄間や障子には、幾何学模様や網干し状のデザインが施され昭和初期の温泉情緒を強く感じます。当時の最高レベルの技術がこのデザインから見て取れます。昭和13年(1938)に竣工した新館は、創業者の稲葉安太郎が田中萬作(1階)、森田信良(2階)、山本増衛(3階)の地元で腕の良い棟梁に各階を担当させ、競わせたといわれている部分です。

 

 

営業当時の東海館

館内には東海館が営業していた当時の写真やゆかりの品々が展示されています。昭和4年頃の写真と現在と比べると、その規模の違いがよくわかります。

 

 

大広間で芸者遊びの夢を見る

3階の大広間は120畳もあり、当時の宴会が華やかに行われていたことが想像できます。また、格子状の天井も素晴らしく、そこから下がる照明も素敵です。

 

 

展望階からの大パノラマ

大広間のある3階から階段を上がると望楼に着きます。20畳ほどの空間があり、こちらからは伊東市街を眺めることができます。

 

 

愛を感じる彫刻家・重岡健治さんのギャラリー

2階には世界的彫刻家で伊東市在住の重岡健治さんのギャラリーがあります。重岡さんの作品は世界各地にありますが、伊豆半島でも各所で見ることができます。「大地から生まれる作品」をテーマに、男女や家族を題材にした彫刻はどれも愛を感じます。

 

 

三浦按針と東郷平八郎を知っていますか?

館内では伊東ゆかりの伊東祐親と三浦按針、東郷平八郎の3人の歴史的人物の展示がされています。

「青い目のサムライ」と呼ばれた三浦按針は本名ウィリアム・アダムスといいます。江戸時代初期に日本に漂着し、日本に様々な知識をもたらしたイギリス人航海士です。船大工としての経験を買われ、家康の命により伊東の浜で80トン、120トンの洋式帆船を日本で初めて建造しました。ウィリアムは帆船建造の功績を徳川家康から賞され、慶長10年(1605)に帯刀を許され、三浦按針と名乗るようになりました。晩年は平戸に居を構え、英国への帰国が叶わないまま、1620年に死去しました。

東郷平八郎は海軍司令長官です。日露戦争でのロシアとの戦いは彼が勝利を導きました。世界最強といわれたロシアのバルチック艦隊を破ったことで世界的に有名になりました。晩年は伊東に別荘(現在の東郷記念館)を持ち、夫人の療養のため昭和8年まで利用されました。

伊東祐親は平安時代末期の武将で、伊豆国伊東(現在の伊東市)の豪族です。伊東の開祖といわれ、展示では伊東祐親の生涯が紹介されています。

 

 

喫茶と立ち寄り湯で休憩

1階の川側には喫茶室があります。こちらではコーヒーをはじめ、お抹茶セット、甘味などをお召し上がりいただけます。立ち寄り湯は床から壁まで総タイル張りの大浴場で、人気漫画『テルマエロマエ』の第4巻にて「伊藤温泉東林館」として登場しています。

 

 

面作師の驚きの仕事 

昭和30年代、伊東市宇佐美の面作師・大久保㐂生(きせい)氏により伊東民芸「魔除どんどろ」が製作され、市内を中心に土産物店で販売されていました。平成の初めまで作られていましたが、製作者が途絶え、廃絶の状態になりましたが、当時を知る人にとってどんどろは大変懐かしいもので、残存する数も限られることから希少価値の高い民芸品となっています。東海館の一室ではこのどんどろが展示されています。他に類がない独特な作風をお楽しみください。

南伊豆

くつろぎの御宿 花さと

総客室:7室
温泉:弓ケ浜温泉
CIN・OUT:15:00~10:00
住所:〒415-0152 静岡県賀茂郡南伊豆町湊 417
☎ 0558-62-0451
http://www.izu-hanasato.jp/

里帰りしたような心温まる宿

伊豆半島の先端、南伊豆町の山々に囲まれた静かなお宿。女将自らが手作り料理を手がけており、既製品を用いず一品一品を手作りで料理する献立は、多くの利用者からも好評を得ています。スタッフが全員女性というのも特徴で、きめ細やかなサービスとおもてなしで、多くの女性ファンを虜にしています。さらに温泉は源泉掛け流しの天然温泉。男女別に内湯と露天風呂が用意されており、小さいながらも新鮮な掛け流しの湯を存分に愉しむことができるのも嬉しい。

花さとの最大の魅力は、なんといっても女将の料理。独学で料理を学び、地の素材を活かした懐石料理は、まさに美味。女将の想いと温もりが伝わる、忘れられない優しい料理。訪れた客全員が大満足する食事で、某大手インターネット旅行会社からも顧客満足度の高い宿として、高い評価を受けています。伊豆半島の宿においても、大人の女性が100%満足できる宿としておすすめしたいです。

 

自然に囲まれ静寂と落ち着きのある客室

花さとの客室は全7室、全て禁煙室で和室10畳タイプのお部屋。部屋の窓からは、南伊豆の山や川を望むことができます。春になると、玄関前にある大きな桜の木が美しい色彩を放ち、一部の客室の窓からは、四季の移ろいを感じさせてくれます。

シンプルながらも、どこか品位のある室礼。部屋に設置している陶芸のランプも、美しい照明効果を誘い、心が和む雰囲気を醸し出しています。朝起きると山から聞こえてくる小鳥のさえずりが、なんとも心地よく、日常の喧騒を忘れさせてくれる静かな時間を与えてくれます。

 

自然と溶け合う源泉掛け流しの湯

花さと温泉は、源泉掛け流しの湯を24時間好きなときに利用できるのが特徴。男女別にそれぞれ用意された内湯と露天風呂は、小さいながらも四季の移ろいを感じさせてくれます。露天風呂では、気持ちのよい緑のコントラストの森林浴、夜には美しい星空、夏には夏みかん、春は椿など、四季の彩色が視界に広がり、気持ちのよい湯浴みを愉しむ事が出来ます。

また、100%源泉掛け流しの天然温泉のため、常に新鮮で清潔な湯は、お肌のお手入れや化粧のノリなどにも期待があり、女性のお客様には嬉しい限り。湯上がりのコーヒーサービスもあり時間を忘れて、滞在中に何度も入浴したくなる温泉です。

 

真心が込められた女将の手作り料理

花さとの最大の魅力である料理。すべての品が女将の心のこもった手作り料理。南伊豆の代表的な食材である伊勢海老をはじめ、しつこさの無いさっぱりとした伊豆牛のステーキ、新鮮で大きなアワビの踊り焼きとメインの料理を選択できるのも、花さとスタンダード料理の特徴。食の好みはひとそれぞれ。好みの料理をチョイスできる食の楽しみ方も、花さとならでは。

メイン料理以外でも、忘れてはならない逸品が「金目鯛の土鍋ご飯」。土鍋の特性を活かしてできたご飯は、もちもちとふっくらとした食感で、胃袋の小さな女性のお客も、思わず何度もおかわりをしてしまうとのこと。伊豆の金目鯛の風味も相まって、他では味わえない花さとだけの、心温まる料理。また食べたくなる逸品です。季節により献立の内容が変わるこの女将の料理と気心が、多くのお客の心を捉え、思わず「女将さん、ただいま」と云ってまた来てしまうほど、ファンが足繁く通う伊豆でも数少ないの心のある美食宿です。