伊豆

明徳寺・東司まつり

みょうとくじ・とうすまつり
日程/毎年8月29日
時間/8:00〜21:00(目安)
場所/静岡県伊豆市市山234

問合せ/TEL.0558-85-0144(明徳寺)

アクセス/
駐車場/専用駐車場と臨時駐車場(「東京ラスク」とその周辺)※スタッフが誘導しています

 

 

伊豆三大奇祭のひとつ

伊豆半島の真ん中に位置する天城湯ヶ島にある明徳寺。お祭りの名前に「東司(とうす)」とあるように、トイレにまつわるお寺です。「東司の神様」と呼ばれ、現代では「トイレの神様」として信仰が厚く、多くの方がお参りに訪れます。そんな明徳寺で毎年8月29日に行われるのが、550年前より祀られる東司(便所)の守護神烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)様の例大祭です。伊東市「音無神社」の「尻つみ祭り」、東伊豆町稲取「どんつく神社」の「どんつく祭」とともに伊豆三大奇祭のひとつとして数えられています。恒例となっている本格的な奉納相撲や天城連峰太鼓の演奏、参道に多くの露店が並ぶなど大変賑わいます。奉納花火もご覧いただけます。

 

 

由緒正しき南北朝時代のお寺

明徳寺の正式名は「金龍山 明徳寺」。南北朝時代1391年(明徳2)に開基されたお寺といわれています。江戸時代に曹洞宗のお寺となり現在にいたりますが、ご本尊は「拈華釈迦牟尼仏(ねんげしゃかむにぶつ)」となっています。「東司の神様」は正面右手にある「うすさま明王堂」の裏手に祀られていると烏枢沙摩明王(とうすさまみょうおう)です。また、山門前には樹齢600年といわれるイヌマキの大木が立っていて、伊豆市の天然記念物となっています。高さが約15m、根周りは5mを越えます。

 

 

露店の長さは200m以上

昔はもっと凄かったという地元の方がいますが、現在でも十分凄いのが祭りの露店です。境内にも幾つか並びますが、参道にもずらりと続き大変賑わいます。

 

 

恒例の奉納相撲

祭りの恒例となっているのが奉納相撲です。2週間ほど前から境内に立派な土俵が作られます。当日は15:30から17:30まで「子ども相撲大会(15時受付)」、17:30〜20:00まで「青年相撲大会」が行われます。土俵を多くの観客が取り囲み、年に一度の真剣勝負に歓声が上がります。

 

 

本気の取り組み

青年相撲は地元企業や市役所職員などで構成されたグループ対抗となります。ふんどしを締めた本気の相撲は、迫力があり見入ってしまいます。対抗相撲の合間には実行委員会メンバーによる歌が厳かに披露されたり、弓取式(ゆみとりしき)といわれる結びの一番の勝者に代わり作法を心得た力士が土俵上で弓を受け、勝者の舞を演ずる儀式が行われます。

 

 

高校生相撲部との決戦

青年相撲で勝ち抜いたグループが沼津市の飛龍高等学校相撲部に挑戦します。この相撲部は国体にも出場する強豪校です。そんな強豪校の生徒に大人が挑戦しますが、その強さに驚きます。これは勝ち負けでなく、楽しむ相撲で若い生徒の強さが頼もしい取り組みです。

 

 

花火と相撲の共演

花火といえば、祭りのクライマックスとして位置付けられる演目ですが、東司まつりは違います。奉納相撲が行なわれている最中に山手の方から打ち上がります。勇ましい相撲と花火の共演はなんとも絵になる東司まつりのメインイベントです。

 

 

天城連峰太鼓でクライマックス

奉納相撲が終わると、境内にて天城連峰太鼓の演奏が披露されます(20:00〜20:50)。天城連峰太鼓は地元有志により1989年に結成された太鼓グループで、2015年の「世界和太鼓打ち比べコンテスト」の団体の部で最優秀賞を獲得するほどの腕前です。各イベントに引っ張りだこで、その迫力ある演奏で観客を魅了します。東司まつりでは境内の中央で演奏が行われますが、太鼓の音が反響し、身体にズンと響いてくるほどです。祭りのクライマックスに相応しいダイナミックな演奏をお楽しみください。

 

 

河津

今井浜海岸・今井浜海水浴場

いまいはまかいがん・いまいはまかいすいよくじょう
住所/静岡県賀茂郡河津町今井浜
問合せ/TEL.0558-32-0290(河津町観光協会)
アクセス/伊豆急「今井浜海岸駅」下車徒歩2分、小田原西IC国道135号経由で約79km
駐車場/約500台 1,000 円〜/1日(夏期のみ、価格変動あり)
海開き/毎年海の日
レスキュー・監視員/海開き中は常時配備(8:30〜17:00)
サーフィンエリア/なし(海水浴専用ビーチ)
公衆トイレ/あり
シャワー/有料※夏期のみ
更衣室/シャワーと兼用
売店/あり(パラソルなど各種レンタル、荷物預かりなど)
食事処/あり ※夏期のみ
バーベキュー/禁止

 

 

アクセスの良い長さ約1kmのビーチ

伊豆でも有名な河津町にある長さ約1kmのビーチです。遠浅で広いビーチは家族連れを始め、カップルやグループなど多くの海水浴客に人気です。駅から近いことは伊豆の他のビーチと比べ利便性が高いです。電車利用なら渋滞に巻き込まれることもありません。また、周辺にはホテル、旅館、民宿などの宿泊施設が点在しているので、そちらに宿泊すれば水着のまま出かけ、海水浴後もそのまま宿で着替えができます。

 

 

岩山を挟んで北と南に分かれるビーチ

他の伊豆のビーチと比べ、大きな砂浜が真ん中の岩山で北と南に分かれているのが特徴的。北と南で大きな違いはありませんが、南は今井浜東急ホテルの目の前ということ、後述する観光協会の船型露天風呂があるということが違いとして挙げられます。どちらの砂浜にも海の家売店はあります。

 

 

選べる海の家

今井浜海岸には区営や民営の海の家が合計で6軒ほど並んでいます。休憩などにも使える1日利用やパラソルやビーチベッドなどの貸し出し、シャワーの営業等もしていますので、必要に応じてご利用ください。食堂を併設している店がほとんどで、ラーメンやカレーライス、サザエのつぼ焼きなど、定番飯から地元飯が食べられます。

 

 

冷えすぎたら船型風呂

今井浜海岸の中央の岩場を境にして右側には河津町観光協会の海の家があります。その前にあるのが船型の露天風呂。こちらは海水浴場開設期間の7月中旬から8月末まで利用できます。料金は不要で、子供だけでなく大人も利用可能です。

 

 

夏の花火大会

毎年8/17に開催される今井浜花火大会は、20:30から約20分間、水中スターマインや打ち上げ花火などを砂浜でご覧いただけます。車でご来場の方は臨時無料駐車場をご利用ください。
写真:渡辺悟撮影

 

 

今井浜の夜は洞窟BARで

海水浴を楽しんだ後は、夜の今井浜を楽しむのはいかがですか。今井浜海岸から歩いてすぐの「洞窟BAR穴ぐら」は名前の通り、洞窟の中にあるバー。江戸時代に江戸城築城のための石切り場だった洞窟を飲食店として10年以上営業しています。石を切り出した跡が残る壁は迫力満点。他では体験できない特別感を楽しんでみてください。中は夏でもひんやりしています。穴ぐらでは民宿もやっていますが、この民宿はビートたけしや西島秀俊などが出演しているウェイン・ワン監督の映画作品『女が眠る時』で「IIZUKA」として登場します。ちなみに本当の宿の名前は「チトセヤ」。今でもロケ当時の看板が宿の前に掛っています。

<店舗情報>電話/0558-32-2296 営業/19:00〜24:00(23:00L.O) 定休日/不定休 住所/静岡県賀茂郡河津町見高183-2

 

 

伊豆

土肥サマーフェスティバル

日程/毎年8月18日〜20日(雨天の場合順延)
時間/18:00頃から21:00まで
場所/静岡県伊豆市土肥2657-6

問合せ/TEL.0558-98-1212(伊豆市観光協会土肥支部)

アクセス/修善寺駅からバスで50分。「土肥温泉」下車、徒歩すぐ。
新東名高速長泉沼津ICより車で約75分

駐車場/松原公園駐車場(18時から無料)と土肥金山駐車場(無料開放)

 

 

夜空を明るくする大空中ナイアガラ

毎年恒例となっている西伊豆の夏のイベントといえば、この土肥サマーフェスティバル。土肥海岸の海上で打ち上がる花火は美しく、浜辺で寝そべってリラックスできると好評です。フィナーレの大空中ナイアガラは目の前が真っ白になるほどの光のシャワーで圧倒されます。このイベントは花火だけでなく、夜店や舞台での演芸も楽しいので、花火の前の時間をこちらでお過ごし下さい。

 

 

約2000発の海上花火大会

毎年3日間連続で行われる花火大会。その規模は西伊豆地域最大です。3日間とも趣向を変えた演目は早打ちやスターマインなど一日約2000発を打ち上げます。海上で打ち上がるため、海面にも鮮やかな色が映り、目の前に華やか火の花が広がります。

 

 

 

 

クライマックスの大空中ナイアガラ

この花火大会のフィナーレには夜空を光で埋め尽くす大空中ナイアガラが打ち上がります。土肥の海岸で見ると、目の前が一瞬昼間のように思えるほどの明るさです。

 

 

 

 

夜店市でお祭り気分

会場となる松原公園には土肥の地元有志による夜店が開かれます。焼きそばやかき氷、子供が嬉しい輪投げなど軒を連ねますので、花火の前の時間をこちらでお楽しみください。

 

 

 

 

力自慢の腕相撲大会

このイベントの恒例となっているのが、この腕相撲大会です。男子だけでなく女子の部もあり、一般参加者によるトーナメントとなっています。子供の部もあり、参加者はみんな本気の戦いを繰り広げ、大いに盛り上がります。入賞者には景品があります。

 

 

舞台演芸に注目

会場の特設ステージでは3日間とも違う演目が花火の前に披露されます。伊豆市太鼓連盟による太鼓の演奏には太鼓団体演奏で日本一になった天城連峰太鼓のほか、伊豆総合高校郷土芸能部など各種団体が参加します(8/18)。また、土肥のアームレスリングチームによるアームレスリング体験会には一般参加者がチームのメンバーに挑戦するコーナーなども行われます(8/20)。

 

 

日中は土肥海岸で海水浴

全長700mほどの海水浴場は弓状に湾曲した砂浜です。遠浅で静かな海なのでファミリーには特にオススメです。海水浴場からすぐのところに市営の駐車場があり、シャワーと脱衣所は無料で利用できるのも便利。浜辺には漁船を利用した浴槽に温泉が満たされこちらも無料で利用できます。また、直径10mほどの半円形の温泉プール「遊らぶ湯〜」が期間中に設けられ小さな子供たちに大人気です。

 

<土肥海水浴場詳細>
住所/静岡県伊豆市土肥2657-6
問合せ/TEL.0558-98-1212(伊豆市観光協会土肥支部)
アクセス/修善寺駅からバスで50分。「土肥温泉」下車、徒歩すぐ。
新東名高速長泉沼津ICより車で約75分
駐車場/100台以上(有料・夏期のみ)
海開き/毎年海の日
レスキュー・監視員/あり
公衆トイレ/あり
シャワー/あり(無料)
更衣室/あり(無料)
売店/あり
食事処/あり 
バーベキュー/なし

 

 

ギネス記録の大時計

会場となる松原公園にはギネス認定されている大きな花時計があります。CITIZEN製のもので直径 31m、長針の長さは12.5mあり、花の町土肥の象徴として約1万本の花々で彩られています。時計の外周には大小様々な天然石が敷かれた歩道があり、裸足で歩くと健康増進になります。

 

下田南伊豆松崎

伊豆南で海水浴〜中級編〜

伊豆は夏の間、多くの海水浴客が訪れます。その中でも伊豆南地域は他のエリアに比べ砂が白いため、エメラルドグリーンの海を楽しむことができます。伊豆南地域だけでも30を超えるビーチがあるので、どのビーチを選んでいいか迷ってしまいます。このページでは初級者向けに続き、中級者向けと思われるビーチをご紹介します。小さくても美しいビーチや、個性のある中規模なビーチなどをまとめてみました。

 

 

白浜中央海水浴場

伊豆一有名な下田市の白浜大浜海水浴場の隣(北側)に位置する全長1,200mのビーチです。別名は長田浜といいます。静岡県内では2ヶ所しかない「日本の水浴場88選」と「快水浴場百選」に選ばれるのも頷ける美しさです。。ビーチは白浜大浜より長いのに、あまり開けていないせいか利用客が少ないので、混雑が嫌いな方にオススメです。晴れた日の海の色は素晴らしく、鉤の手状に整備された入江は波が立ちにくいので、小さなお子様連れのファミリーに遊びやすいです。浜右側には岩場もあり、魚や磯観察に向いています。また、下田市では浜辺でのバーベキューは原則禁止ですが、こちらの浜では区が管理しているエリアでバーベキューをすることができます(1,500円〜)。※詳細ページは準備中です

<白浜中央海水浴場詳細>
住所/静岡県下田市白浜
問合せ/TEL.0558-22-5240(伊豆白浜観光協会)
アクセス/伊豆急下田駅よりバスで18分(9番のりば)。「古根」下車徒歩1分※夏期は繁忙のため時間通りに来ない場合があります。
駐車場/約100台 1,500 円〜/1日
(金額変動あり)
海開き/毎年海の日
レスキュー・監視員/海開き中は常時配備(8:30〜17:00)
サーフィンエリア/なし
公衆トイレ/あり
シャワー/有料(100円)
更衣室/あり
売店/区営売店あり(パラソルなど各種レンタル)
食事処/区営食堂あり ※夏期のみ
バーベキュー/区管理エリアで可(有料)
遊泳情報/下田市観光協会公式サイト(http://shimoda-city.info)※夏期のみ表示

 

 

 

九十浜海水浴場

全長が100mもない小さな海水浴場でです。透明度が高く遠浅なのでお子様連れの方は目が届きやすいのでオススメです。穴場的な存在でプライベート感があるため近年人気になりつつあります。浜から右の岩場づたいに行くと小さな浜が点在しているので、そちらも快適です。また、九十浜の左隣はなんと皇室の御用邸の敷地となっていて、昭和天皇から愛子さままでご利用いただいているロイヤルビーチです。※詳細ページは準備中です

<九十浜海水浴場詳細>
住所/静岡県下田市須崎
問合せ/TEL.0558-22-1531(下田市観光協会)
アクセス/伊豆急下田駅よりバス15分 「グリーンエリア前」下車徒歩3分
駐車場/135台 1,000 円~/1日(夏期のみ。金額変動あり)
海開き/毎年海の日
レスキュー・監視員/海開き中は常時配備(8:00~16:00)※ライフセーバーはいません
サーフィンエリア/なし
公衆トイレ/あり
シャワー/有料(200円)
更衣室/あり(シャワーと兼用)
売店/区営売店あり(パラソルなど各種レンタル、荷物預かりなど)
食事処/区営食堂あり ※夏期のみ
バーベキュー/なし
遊泳情報/下田市観光協会公式サイト(http://shimoda-city.info)※夏期のみ表示

 

 

 

多々戸浜海水浴場

全長500mほどの中規模なビーチです。西隣には前述の入田浜海水浴場があります。波が立ちやすく有数のサーフスポットです。初級者からプロレベルのサーファーまで、多くの人に愛されるビーチです。透明度が高く、晴れて海水に濁りのない日はスカイブルーのゼリーのような美しさを見せてくれます。夏期は区営の海の家のほか、民間の海の家も点在していますので便利です。※詳細ページは準備中です

<多々戸海水浴場詳細>
住所/静岡県下田市吉佐美47
問合せ/TEL.0558-22-1531(下田市観光協会)
アクセス/伊豆急下田駅よりバス7分 「多々戸」下車徒歩3分
駐車場/約100台 1,000 円~/1日(夏期のみ。金額変動あり)
海開き/毎年海の日
レスキュー・監視員/海開き中は常時配備(8:00~17:00)
サーフィンエリア/あり(海水浴エリアと分けてあります)
公衆トイレ/あり
シャワー/有料(200円)※年間通して利用可
更衣室/あり(シャワーと兼用)
売店/区営、民営売店あり(パラソルなど各種レンタル、荷物預かりなど)
食事処/区営、民営食堂あり ※夏期のみ
バーベキュー/なし
遊泳情報/下田市観光協会公式サイト(http://shimoda-city.info)※夏期のみ表示

 

 

 

入田浜海水浴場

全長500m、奥行き70mほどの下田市にあるビーチです。入り口は分かりづらく、国道から見えなくてちょっぴり隠れ家的なのが中級者向けです。近くに有名な吉佐美大浜海岸があり、それに比べると目立たないですが、下田通にもファンが多い魅力的なビーチです。水質最高ランクのAAで、その中でもCOD(化学的酸素消費量)が0.5mg/L以下のものを「極めて水質の良好な水浴場」と呼ばれますが、まさにそれに該当するのが入田浜です。この基準を満たす水浴場は全国でも14箇所しかありません(平成13年データ)。「ここの海水につかると肌が調子いい」という女性が何人かいたのも、その証拠かも…。ともあれ、水質に興味がある方は、入田浜に実際に入ってみて試してみては。夏期は区営の海の家のほか、民間の海の家やカフェも点在していますので便利です。※詳細ページはこちら

 

 

 

田牛海水浴場

全長500mほどの海水浴場です。基本的には岩場ですが近年は砂が寄せてきています。国道から奥まった場所にあるため、混雑度が低い穴場となっていて常連客が多いのが特徴です。歩いてすぐのところにハート型の穴のラブパワースポット「龍宮窟」や大きな砂山の「サンドスキー場」も一緒に楽しめるのがポイントです。バスが1日1〜2便と少ないのでマイカーかタクシーなどをご利用ください。※詳細ページは準備中です

<田牛海水浴場詳細>
住所/静岡県下田市田牛
問合せ/TEL.0558-22-1531(下田市観光協会)
アクセス/伊豆急下田駅より車で15分
駐車場/100台 1,000 円~/1日(夏期のみ。金額変動あり)
海開き/毎年海の日
レスキュー・監視員/海開き中は常時配備(8:30~16:00)
サーフィンエリア/なし
公衆トイレ/あり
シャワー/民営あり(有料)
更衣室/民営あり(有料)
売店/民営売店あり(海グッズ、食べ物など)
食事処/民営食堂あり ※夏期のみ
バーベキュー/なし
遊泳情報/下田市観光協会公式サイト(http://shimoda-city.info)※夏期のみ表示

 

 

ヒリゾ浜

船でしか行けない秘境ビーチとして近年人気となっている浜です。南伊豆町中木地区の浜渡し組合が運営していて、中木港から船でヒリゾ浜まで連れて行ってくれます(有料)。初心者でもシュノーケリングのみで十分魚の群れを観察することができるのが幅広い年齢層に人気の理由です。海況により浜渡しが中止になることもありますので、お越しいただく前にこちらのサイトをご覧ください。※詳細ページはこちら

 

 

妻良海岸

こちらはビーチではなく海上のアスレチックを楽しむ海岸です。滑り台、空中ブランコ、海上吊橋など、海上に色々な遊具が設置してあり、子供はもちろん、大人も一緒に楽しむことができます。冒険心をくすぐられる仕掛けがいっぱい。こちらの海岸からは「谷川浜(やがわはま)」と呼ばれる船でしか行けないビーチへの浜渡しをしています(有料)。谷川浜ではシュノーケリングで魚の群れを観察することができます。

<妻良海岸詳細>
住所/静岡県賀茂郡南伊豆町妻良
問合せ/TEL.0558-67-0852(妻良観光協会)
アクセス/伊豆急下田駅からバスで48分。「妻良」下車、徒歩1分。
伊豆急下田駅から車で30分
駐車場/約100台 1,000 円/1日(夏期のみ)
海開き/毎年海の日
レスキュー・監視員/なし
公衆トイレ/あり
シャワー/あり(無料)
更衣室/あり(無料)
売店/なし
食事処/なし
バーベキュー/なし

 

 

雲見海水浴場

全長200mほどの海水浴場です。雲見海岸といえば富士山の絶景。雲見海岸から見る牛着岩(うしつきいわ)越しの富士山は「世界でいちばん富士山がきれいに見える町」を宣言した松崎町の誇りです。富士山を眺めながら海水浴を楽しめる貴重なスポットです。ビーチの真ん中に川の河口があるので、それを中心に左右の浜を選べます。また、少し歩いた場所には水着着用で入れる温泉「赤井浜露天風呂」があるので便利です。

<雲見海水浴場詳細>
住所/静岡県賀茂郡松崎町雲見
問合せ/TEL.0558-45-0844(雲見観光協会)
アクセス/伊豆急下田駅からバスで50分。松崎バスターミナルからバスで20分。「雲見浜」下車、徒歩5分。
新東名高速長泉沼津ICより車で約120分
駐車場/約100台 1,000 円/1日(夏期のみ)
海開き/毎年海の日
レスキュー・監視員/なし
公衆トイレ/あり
シャワー/あり(無料)
更衣室/あり(無料)
売店/あり
食事処/あり
バーベキュー/なし

 

 

 

石部海水浴場

全長300mほどの海水浴場です。繁忙期以外は静かな雰囲気があり、混雑が嫌いな方にオススメです。正面の砂のビーチのほか、左岸には岩場が広がりシュノーケリングで魚の群れを観察することができます。ビーチ近くの「平六地蔵露天風呂」は、無料で入ることができる露天風呂。水着着用で入れるのが便利です。海水浴上がりや夏の曇りの日、少し肌寒い日などはこちらをご利用ください。

 

<石部海水浴場詳細>
住所/静岡県賀茂郡松崎町石部
問合せ/TEL.0558-45-0745(松崎町観光協会)
アクセス/伊豆急下田駅からバスで50分。松崎バスターミナルからバスで15分。「石部温泉」下車、徒歩すぐ。
新東名高速長泉沼津ICより車で約100分
駐車場/約100台(有料・夏期のみ)
海開き/毎年海の日
レスキュー・監視員/なし
公衆トイレ/あり
シャワー/あり(無料)
更衣室/あり(無料)
売店/あり
食事処/ 
バーベキュー/なし

 

 

 

松崎

松崎町夏まつり

日程/毎年8月16日(雨天の場合は8月18日に延期)
時間/18:00から21:00まで
場所/静岡県賀茂郡松崎町松崎
問合せ/TEL.0558-42-0745(松崎町観光協会内「松崎町夏まつり実行委員会」)

アクセス/新東名沼津長泉I.Cより伊豆縦貫道、国道136経由で約110分

駐車場/伊豆の長八美術館駐車場(静岡県賀茂郡松崎町松崎23)か松崎海岸臨時駐車場(静岡県賀茂郡松崎町江奈742)

松崎の街が活気あふれる夏祭り

「松崎町夏まつり」は8月15日に岩地・雲見海岸地区で行われる花火大会と8月16日に松崎の街で行われる夏まつりを合わせた総称です。このページでは16日の街でのお祭りをご紹介します。この祭りではお盆の風物詩である灯篭流しや花火大会、盆踊りが行われ、街には露店が並ぶなど、盛りだくさんの内容となっています。また、街の通りにはロウソクを灯した行燈が並び、なまこ壁の古民家が点在する町並みを美しく照らし、松崎らしい風情を感じることができます。
※このページの一部の写真はフォトグラファー鈴木さよこさん撮影

 

 

 

夜店市で祭り気分

松崎の「ときわ大橋商店街」では各種露店が並びます。観光客や夏まつりを楽しみにしていた地元学生、ファミリーなどが集まり、通りは賑わいます。夜店市は18時から21時まで開いていて、この時間、通りは歩行者天国となります。

 

 

閻魔様に願いを

出店が並ぶ「ときわ大橋商店街」から脇道を入ったところに閻魔大王坐像が祀られる閻魔堂があります。こちらでは「エンマさん」と呼ばれる厄除け、入学祈願などが行われる無縁堂まつりが行われます。閻魔は地獄に落ちる人間の生前の善悪を審判し、懲罰するという地獄の主神で、閻魔信仰は江戸時代より関東周辺に広がったとされています。松崎の閻魔堂の閻魔大王坐像は、享保3年(1718)に法橋石見が製作したもので、漆塗りの寄木造りで、像内には15の胎内仏が納められています。古くは浜に上がった溺死者や災害で亡くなった無縁仏を供養し、年1万枚以上の「流水地蔵尊」のお札を作って、海に流す信仰もあったそうです。

 

 

行燈に込められた言葉たち

「ときわ大橋商店街」とその周辺の通りにはロウソクを灯した「万灯」と呼ばれる装飾がされています。ただ、火を灯すだけでなく、一つ一つの提灯には各地から集めれれた思いのこもった言葉が書かれています。それぞれが胸を打ち、心に残る言葉なので、目を向けてみてください。

 

 

風情ある街の景色

西伊豆の都だった松崎の街は今でも昔ながらの商店が並び、看板建築と呼ばれる独特な顔をした商店がとても画になります。祭りの最中は普段は夜には消される電気がついて、個性ある松崎の通りが浮かび上がります。また、昔ながらのなまこ壁の古民家は、ほの明るい電気が外に漏れ風情を感じます。

 

 

幻想的な灯篭流し

昔から川や海で亡くなった方を供養する灯篭流しが毎年この日に行われ、松崎町のお盆の風物詩となっています。周囲が暗くなってくる19時から、なまこ壁の商家「中瀬邸」前の那賀川で、読経供養の後に少しずつ灯篭を流します。暗い中で流れる灯篭は供養するためのものだけでなく、子供達が作った変わった灯篭もあり、幻想的な雰囲気となります。灯篭流しが終わると「水中金魚花火」という煙を出す花火を川に放ちます。これが終わると灯篭流しが終わったサインとなり、花火大会が始まります。花火大会開始までには時間がありますので、花火大会会場まで徒歩で向かってください。

 

 

浜辺から眺める花火

祭りの中心部「ときわ大橋商店街」から徒歩5分ほどの松崎海岸にて20時より花火大会が行われます。華やかな大スターマインや水中花火、各種打ち上げ花火が上がり、最後にはデジタルスターマインで大空を彩ります。浜辺や階段状の防波堤でゆったりと見られる花火大会です。浜辺からすぐの海の家がこの日は夜でも開いていますので、浜辺で食事をしたい方がこちらをご利用ください。※上の写真の中には会場から離れた場所から撮影した写真も含まれます

 

 

みんなで盆踊り

花火大会が終わると、浜辺すぐ近くの会場にて盆踊り大会が始まります。やぐらを中心にみんなで輪になって踊ります。どなたでも参加できますし、地元スタッフが踊り方を教えてくれますのでぜひご参加ください。夏まつりの終わりを名残惜しみながら、一緒に踊って最後は盛り上がってください。

 

 

西伊豆

飴元 菊水

あめもと きくすい
電話/0558-52-0044
住所/静岡県賀茂郡西伊豆町仁科802-4
アクセス/新東名沼津長泉I.Cより伊豆縦貫道、国道136経由で約100分
営業/8:30〜17:00
定休日/不定休
駐車場/4台
カード/不可

 

 

アイデア光る西伊豆の老舗飴屋

西伊豆の国道136号沿いにある創業約80年の老舗飴屋さん。定番の飴から店主の飴を使ったアイデア商品、飴を使ったかき氷(期間限定)など、普通の飴屋さんとは違った奇抜さで地元住民だけでなく、観光客にも人気のお店です。

 

 

定番の手作り飴は30種以上

お店に入るとズラリと飴が並びます。定番の「らっきょう飴」や「はっか飴」、「いちご飴」、「はちみつ飴」、「抹茶飴」など30種以上から選べます。色々な飴を味わいたい方のためにミックスした商品もあります。ほとんどの飴は試食が可能なので、好きな味を見つけてください。

 

 

ご当地にこだわった変わり飴

豊富な商品の中で、ご当地にこだわった飴もいくつかあります。「夕陽のど飴」は「夕陽日本一」を掲げる西伊豆町の夕陽をイメージしたオレンジ色の飴です。また、鰹節製造が盛んだった西伊豆町にちなんで、鰹節を使用した「鰹節飴」もあります。他にも、無農薬のいよかんの皮の練り込んだ「いよかん飴」やご当地とは関係ないですが、ダジャレが好評な「アメノミクス」など、オリジナル商品があるのが面白いです。

 

 

みかんを使ったオリジナル飴

アイデア商品が多い中で、人気なのが写真の「あまてる(一袋550円)」。地元産のみかんを輪切りにし、乾燥させたものにみかんの果汁入りの飴をのせて完成させたもので、食べるとパリッとした飴の食感と風味豊かなみかんの味が斬新です。季節によって採れるみかんを使用するので、それぞれのみかんの味が楽しめます。名前の「あまてる」は太陽神のことで、みかんを太陽の象徴として捉えて命名したそう。また、同じくみかんを使用し、天草(寒天)で固めたお菓子「堂ヶ島」はお土産にオススメです。 

 

期間限定の飴屋のかき氷

ゴールデンウィーク頃から販売を開始するかき氷は、一般的なものと違い飴屋ならではのメニューが並びます。どれも飴の材料を使い、メニューによっては、席にて本物の飴を溶かしたソースをかけて仕上げてくれます。濃厚な飴がこれまでかき氷になかった食感です。

 

 

40年前の配合で作るバームクーヘン

若くして亡くなったという店主・萩原さんのお兄さんが作っていたというバームクーヘンを再現したのが、この「エバーグリーンバウム(1ヶ270円)」。鉄板で焼き重ねる製法も当時のままで、軸を基点に回し焼きする一般的なバームクーヘンの製法とは違います。大きな鉄板で焼いた後に丸く型抜きすることで、この形ができ、最後に表面をアイシングします。こだわりの卵を使っていることもあり、素材の味が楽しめ、アイシングにラム酒が入っているのもポイントです。名前の「エバーグリーン」とは時が経っても色褪せない思いを込めて萩原さんが名付けたものです。

 

 

下田

下田八幡神社例大祭

しもだはちまんじんじゃれいたいさい
日程/毎年8月14日,15日
時間/早朝6:30頃から22:00まで
場所/静岡県下田市街

問合せ/TEL.0558-22-1531(下田市観光協会)

アクセス/下田八幡神社まで伊豆急下田駅から徒歩5分

駐車場/下田小学校と下田公園入口駐車場は無料。市街地有料駐車場あり
注意/御神輿は2階以上の高さから見下ろさないようお願いします

 

 

下田市街の伝統的な夏祭り

毎年8月14日と15日に奉納される下田市街、下田八幡神社の例大祭です。別名「太鼓祭り」とも呼ばれているお祭りで、色鮮やかな太鼓台、御神輿、供奉道具が神社を基点に町へ繰り出します。祭衆が笛や三味線の音に合わせて太鼓を打ち、通りを練り歩く姿は下田の夏の風物詩です。祭恒例の太鼓橋や揃い打ち、花火など見所も多く、決まった時間に見せ場があるので、事前にチェックすることをおすすめします。
下田八幡神社例大祭は応神天皇を祭神とする下田八幡神社の例祭です。この様式は江戸時代の下田奉行・今村伝四郎正長公が寛永4年(1627年)以降に創設したもので、そのルーツは大坂夏の陣により大阪豊臣氏を下し、大勝した徳川方の軍勢が大坂城に入城した際に徳川の威風を示す陣太鼓を基調とした調べを、下田町民に伝え戦国の殺伐とした遺風と、地震・津波等により疲弊した町の人心の高揚と、街の活性化を目的として始められたと言われています。その後400年近く経った今でも下田の町内に生まれ育った人間なら、夏が近づけばお祭りの日を指折り数え、太鼓祭りの笛の音や腹に響く太鼓の調べを聴けば心は踊り、御神輿や道具の勇ましい掛け声に気持ちも体も沸き立ちます。赤ちゃんからその祖父祖母まで男も女もあらゆる世代が参加して楽しむお祭りです。

 

 

各所で上がる太鼓橋

この祭の見所の一つは太鼓橋です。太鼓橋とは威勢の良い掛け声で祭の若衆が、供奉道具と呼ばれる木で組んだ道具を連結し、両端から一気に中央に向かって押し上げてアーチ状にする技で、みんなの息が揃わないと綺麗なアーチを描けません。上手くアーチを描くと、観衆から拍手が上がります。空高く人の力で上がる太鼓橋はなんとも言えない迫力があります。太鼓橋が上がる場所と時間はあらかじめ決まっています。市街で配布されているマップに掲載されていますので、そちらをご覧ください。例年14日は4回、15日は10回ほど太鼓橋は上がります。

 

 

太鼓台が町を巡る

祭の行列は14日に下田八幡神社から10時半頃に出て(宮出)、各町(街中)を巡幸します。祭衆は市街の各町単位で太鼓台を所有しています。太鼓台は別名「太鼓祭り」と呼ばれる例大祭の特徴でもあります。江戸時代当時は太鼓台は20台程度あったと言われていますが、現在は14台の太鼓台が参加しています。頂部にはそれぞれ違う飾り物があり、よく見ると精巧な作りとなっていて、各町で大事に管理されています。祭行列はこの太鼓台を中心に各町の祭衆が行列となり町中を巡幸します。

 

 

祭りの音色が楽しめる揃い打ち

街中で偶発的に行われる揃い打ち。祭の行列が立ち止まり、路上で三味線と笛の音に合わせて太鼓を叩きます。決まった揃い打ちは14日の夜に行われるもので、例年は市街地東側の河岸通り(大川端)で19時20分くらいから始まります。また、この揃い打ちが終わった後は小規模ではありますが、花火の打ち上げがありますので、揃い打ちを見た後は合わせてお楽しみください。

 

 

夜宮の美しさ

夜は太鼓台や神輿に提灯を装飾します。祭の行列は一層華やかな様相となり、街を彩ります。提灯をよく見るとわかりますが、各町の太鼓台には参加する祭衆の名前が書かれています。

 

 

カッコよく艶やかな女衆

祭には女衆も参加します。髪を結い、きりりとした表情で笛を吹いたり、三味線を弾く姿は艶やかで美しくもあり、下田の女性の強さの象徴でもあります。

 

 

重さ1トンの神輿を担ぐ中老

きらびやかな神輿を担ぐのは中老の仕事です。重さ1トンの神輿を力強く担ぎ、次の担ぎ手に渡す際は、神輿を持ち上げて渡します。若い衆にはない、大人の男たちの気迫を感じてください。

 

 

宮入の熱気を体感

祭のクライマックスとなるのが宮入です。15日の20時から、供奉道具、御神輿、太鼓台の順に下田八幡神社に入っていきます。この時間の宮前は歩行者天国になり、多くの人が集い異様な熱気に包まれます。供奉道具による太鼓橋もこの祭の最後の見せ場となり、観衆の眼差しは暑く、綺麗に太鼓橋が上がると辺り一帯が歓声に包まれます。無事すべての宮入が終わると舞台のカーテンコールのように、祭衆が下田八幡神社から登場し、各町へと帰っていきます。祭が終わってしまう名残惜しさが観衆にも伝わります。

 

 

手染めの肉襦袢とグッズ

祭衆が着る肌色の肉襦袢は、男衆が着るこの祭の伝統的な衣装です。実はこの肉襦袢は今でも街中で作られています。相馬京染店さんが店の裏の中庭で梅雨の季節の晴れた日に一枚一枚丁寧に手染めしています。柄は各町によって、龍や獅子、雷神や般若などモチーフは異なります。それぞれオリジナルの版があり、一反ずつ色つけをしていきます。その長さ約12mでこれを3分割して、肉襦袢が3着できます。この肉襦袢ですが、一般の方でも相馬京染店さんで購入可能です。また、オリジナルでハンチング帽やバッグなどを作っていますので、購入を希望される方は直接お立ち寄りください。

 

 

三島

三島スカイウォーク

時間/9:00〜17:00(※イベントや天候などにより変更あり)
定休日/年中無休(※強風や雷など悪天候の際は、通行を制限)
料金/大人1,000円 中高生500円 小学生200円
※幼児は無料 ※障がい者手帳のご提示で同伴者1名様まで上記料金の半額でご利用できます。チケット購入時に手帳をご提示ください。
※有料エリアへのペットの入場は犬のみ可能です。
住所/静岡県三島市笹原新田313
問合せ/TEL.055-972-0084
アクセス/JR三島駅より路線バス約25分「三島スカイウォーク」下車
駐車場/400台(駐車料金無料)※大型車最大28台
カード/可
所要時間/1時間〜

 

 

日本一長い吊橋から見る絶景

三島駅から北東方向に位置する日本一長い歩行者専用橋です。全長400mの吊橋は車イス同士がすれ違うことができる1.6m幅に設定されています。晴れた日には富士山や駿河湾、伊豆の山並みが一望できます。また、吊橋以外にも各種店舗が入る「スカイガーデン」やカフェやレストラン施設も充実しているので、吊橋を利用しなくても楽しめます。

 

 

2つの日本一の共演

三島スカイウォークといえば富士山の絶景。日本一高い富士山を日本一長い吊橋から見るのは格別です。富士山は天候により姿を隠すので、タイミングを合わせるのは難しいですが、その絶景をぜひご覧いただきたいです。四季の中で富士山が現れる確率が高いのは空気の澄んだ冬ですが、他の季節でも天候次第で見ることができます。また、深さ日本一の駿河湾もご覧いただけます。

 

 

怖い?怖くない?

日本一の長さの吊橋と言われると思うのが「高くて怖くないか」、「揺れないか」など、気になりますが、三島スカイウォークでは現代のテクノロジーを使い、風が通り抜けやすい構造にしたり、東日本大震災クラスの地震に対しても壊れないような設計にしたりと様々なケースに対応できる体制をとっています。歩くときの高所に対する恐怖は最初はありますが、少しずつ進むと慣れてしまうという方が多いです。橋を渡った先には不定期で出店されているほか、散策コース、撮影エリアもありますので、お楽しみください。

 

 

花のシャンデリア

園内のエスカレーターを上がったところには、お土産店やフード販売が集まる「スカイガーデン」があります。建物に入って驚くのが天井一面に広がる色とりどりの花です。20種類、約200株の花を季節により入れ替えることで、通年天井を彩ります。生の花のいきいきとした姿を見ながら、その下のテラスでゆっくりくつろぐのもオススメです。施設内では、ここだけでしか買えないお土産菓子やオリジナルグッズ、三島ならではの食材を使った商品、各種お土産ものが並びますので、じっくりショッピングをお楽しみください。

 

 

ご当地食材を使ったレストラン

駐車場の目の前にあるレストラン「森のキッチン」では地元三島の食材を使用したメニューが各種食べることができます。三島ブランドに認定されている豚肉(箱根山麓豚)や野菜(箱根西麓三島野菜)、ご当地グルメ「みしまコロッケ」を組み合わせたカレーもお楽しみいただけます。また、デザートではパンケーキ(900円)がオススメ。たっぷりのホイップとアイス、特製ソースがかかっています。季節によっては地元フルーツを使ったメニューもありますのでチェックしてみてください。※箱根山麓野菜は秋冬にかけて収穫する野菜が多いため、時期によっては箱根山麓野菜を扱っていない場合があります。

 

 

濃厚ソフトクリーム

各種テイクアウトメニューも充実している敷地内のカフェ「スカイウォークコーヒー」では、富士山麓の牧場のしぼりたて牛乳を使ったソフトクリーム(380円)がオススメ。濃厚で口当たりなめらかなソフトクリームは季節問わず食べたい一品です。こちらのカフェでは店内の他、広々としたテラス席もあるので、天気の良い日は外で空を眺めながら過ごしたいですね。

 

 

ゆっくり散策

園内各所には季節によって、訪問者に快適に過ごしてもらうための仕掛けや各種物販を楽しめるスポットなどが点在しています。所要時間を1時間くらい持って、ゆっくり回っていただけるといいと思います。 

 

日本一キレイなトイレ?!

敷地内にはもう一つの日本一があります。それはトイレ。ゆったりとした広さに美しい間接照明、清潔さを感じるインテリア。車で来るお客様に気持ち良くトイレを使って欲しいという運営会社さんの思いで、このようなトイレができたのだそうです。これほどキレイなトイレは日本中探しても他にはないはず?! ちなみにトイレの建物の入り口には三島スカイウォークの精巧な模型がありますので、どのように日本一の吊り橋が山にかかっているかを鳥の目でご覧ください。※「日本一のトイレ」の例えは著者のイメージです。