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伊豆半島ジオパーク〜初級編〜

ジオパークとは、ジオ(大地・地球)とパーク(公園)を組み合わせた言葉で、価値ある地質遺産を保護しながら、観光や教育に生かして地域振興を目指す取り組みです。伊豆半島は2011年に伊豆半島ジオパーク推進協議会が発足、2012年に日本ジオパークに認定された後、世界ジオパークに認定を受けるために様々な取り組みをしてきました。世界ジオパークはユネスコ(国連教育科学文化機関)が事業主体となっていて、現在、38カ国の140地域が認定されています。国内では他に洞爺湖有珠山(北海道)、糸魚川(新潟県)、島原半島(長崎県)など8地域が認定されていて、その中に伊豆半島ジオパークが2018年4月に認定を受けました。

伊豆半島ジオパークは県東部の15市町の約2000平方メートル(海域含む)で構成されています。火山弧同士の衝突が現在進行形で起こる世界唯一の場所であることなどの特徴があり、約2000万年の伊豆半島の形成や活動をしていますエリア内には114カ所のジオサイトがあり、その多くが観光スポットとして観察できます。

今回は初級編として、ジオスサイトを9カ所ご紹介します。

 

 

 

大室山

伊東市にある標高580mの火山です。毎年、冬に山焼きが行われることでも知られています(毎年2月の第2日曜日)。一年生の植物で覆われ、春には緑々しい姿が見られます。山は国の天然記念物に指定されています。大室山登山リフト(有料)を使って北麓から6分ほどで山頂に着くことができます。山頂からは晴れていれば、南アルプスから富士山、箱根の山々を見ることができます。



<ジオスポットとしての見どころ>参考文献:伊豆ジオパークWebサイト
大室山は伊豆東部火山群の中でも最大のスコリア丘であり、古くからおこなわれてきた「山焼き」の伝統行事によって、椀を伏せたような山体・地形が見事に保たれています。
山体全体が国天然記念物の指定を受け、山体の保護のため現在は徒歩での登山は禁止されています。山頂へはリフトをご利用ください。
約4000年前の大室山の噴火では、スコリア丘ができただけでなく、スコリア丘の麓から大量の溶岩が流れ出しました。伊豆シャボテン公園がある小高い丘は溶岩が流れ出した場所のひとつです。この溶岩の一部は海に流れ込み、城ヶ崎海岸を作り出しました。
山頂からは天気が良ければ、小室山や一碧湖などの伊豆東部火山群が織りなすさまざま地形や富士山、大室山の溶岩が作り出した城ヶ崎海岸の景観を楽しむことができます。

 

達磨山

達磨山は沼津市と伊豆市との境にある982mの山です。山名は座禅した達磨大師に似ていることに由来しています。約100万~50年前に噴火を繰り返した陸上火山で、火山がつくったなだらかな裾野が残っています。
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<ジオスポットとしての見どころ>参考文献:伊豆ジオパークWebサイト
伊豆半島の北西部にそびえる達磨山は、天城山と共に伊豆を代表する大型火山の一つであり、約100万~50万年前の噴火で作られました。

駿河湾に面した達磨山の西側斜面は、浸食によって大きく抉られた谷間が形成され、その出口には戸田港を見ることができます。
一方、東斜面には元の火山地形である緩やかな斜面が修善寺付近にまで広がっています。

達磨山レストハウス横の展望デッキからは、伊豆半島北部や富士山、丹沢山地が一望できます。
この景色は、伊豆半島の成り立ちをぎゅっと凝縮した景色で、さまざまな時代、成り立ちでできた地形を眺めることができます。

 

天窓洞

西伊豆町にある海蝕洞(波の浸食作用でできた洞窟)で、国の天然記念物に指定されています。天井が崩れて穴が空いたことから天窓洞と呼ばれています。天窓の周囲には遊歩道があり、上から穴を観察することができます。また、遊覧船(有料)で海から洞窟内に入り、天窓を海から見上げることもできます。


<ジオスポットとしての見どころ>参考文献:伊豆ジオパークWebサイト
堂ヶ島海岸の崖には、海底火山の噴火にともなう水底(すいてい)土石流と、その上に降り積もった軽石・火山灰層が見られます。
美しく折り重なる白い火山灰層は堂ヶ島の特徴的な景観を作り出しています。また、海岸の崖には、波がうがった洞窟(海食洞)である「天窓洞(てんそうどう)」(国指定天然記念物)があり、遊歩道や遊覧船から楽しむことができます。
遊覧船のりば奥にある堂ヶ島ピアドーム天窓からは堂ヶ島周辺のジオツアーに参加することもできます。

 

トンボロ

トンボロとは普段は海によって隔てられた陸と島が、干潮時に繋がる現象のことで世界でも多くの場所でこの現象を見ることができます。日本では10数カ所あり、西伊豆町の三四郎島もトンボロが見ることができます。
<ジオスポットとしての見どころ>参考文献:伊豆ジオパークWebサイト
見る角度によって3つにも4つにも島が見えることから、三四郎島と呼ばれています。
かつての海底火山の地下にあったマグマの通り道のなごりです。
干潮時になると海岸から三四郎島へ歩いて渡ることができます(トンボロ現象)。
マグマが冷えて固まる際に収縮してできる柱状節理が見事。
三四郎島のひとつ「象島」は柱状節理の模様が本物の象のようです。

源氏の家来だった伊豆の三四郎にまつわる悲恋の伝説も残ります。

天草の水揚げは日本一を誇り、その天草で作ったところてんは絶品です。

 

浄蓮の滝

伊豆半島の中央を北に向かって流れる狩野川。その上流部に位置し、天城山の北西麓を流れる本谷川にあるのが浄蓮の滝です。落差は25m、幅は7mほどになります。浄蓮の滝のある『浄蓮の滝観光センター』はレストランをはじめ、各種伊豆お土産品などが販売されています。
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<ジオスポットとしての見どころ>参考文献:伊豆ジオパークWebサイト
鉢窪山の噴火で流れだした溶岩は、国道136号が走っている茅野(かやの)の台地をつくり、その平坦面に集落と農地を成立させました。
溶岩流の末端の崖には、溶岩が冷えて収縮する際にできる柱状の岩「柱状節理」ができ、柱状節理と滝がおりなす美しい景観を作り出しています。

 

 

室岩洞

室岩洞は江戸時代から昭和29年まで稼働していた採石場で、当時の様子を残したまま見学することができる数少ない場所です。ここから採石された石は、やわらかく加工しやすいく耐火性にも優れた石材(伊豆石)として重宝され、昭和の初めころまでは伊豆の各地で産出され、出荷されていました。こちらは8時半から洞窟内が点灯され、17時には自動消灯します。見学は無料となっています。

<ジオスポットとしての見どころ>参考文献:伊豆ジオパークWebサイト
半島が海底火山であった時代に海底に降り積もった火山灰は長い年月を経て凝灰岩へと変化し、「伊豆石」と呼ばれる石材として江戸城の石垣に使われるなど重宝されました。
室岩洞はその「伊豆石」を切り出していた石切り場(石丁場)の跡であり、昭和初期まで活用されていました。
閉山後の1982年に観光整備され、ちょっとしたスリルを感じながらトンネル状の石丁場内の地層や石切跡を観察できます。

 

龍宮窟

伊豆急下田駅から車で約15分ほど南に進んだ田牛(とうじ)という地区にあります。天井がぽっかり空いた洞窟は神秘的です。洞窟の上には遊歩道があり、この穴を見下ろすことができます。この穴がハート型なためラブパワースポットとして有名になり、今では多くのカップルが訪れています。2018年6月まで洞窟内は整備のため立ち入りができませんが、洞窟内を見下ろせるスポットはご利用できます。
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<ジオスポットとしての見どころ>参考文献:伊豆ジオパークWebサイト
波が海岸の波にうちつけると、崖の弱い部分(柔らかい地層や断層など)が削られていき、洞窟ができることがあります。こうしてできる海の洞窟を海食洞(かいしょくどう)と呼びます。
田牛(とうじ)の龍宮窟(りゅうぐうくつ)は、おおきな海食洞の天井が一部崩れて、直径50メートルほどの天窓が開いたものです。龍宮窟の天窓は伊豆の各地にあるものの中でも最大級であり、道路沿いの入口から洞窟を通って天窓の下に立つこともできます。洞窟の壁には、海底火山から噴出した黄褐色の火山れきが美しく層をなし、天窓の底を満たす青い海水とのコントラストが神秘的な場所です。


 

 

石廊崎

伊豆半島最南端の石廊崎は変化に富んだ地形に圧倒され、季節によっても景色の変化を楽しめます。「石廊崎岬めぐり遊覧船」に乗れば、海上からその変化に富んだ地形を間近で見ることができます。

<ジオスポットとしての見どころ>参考文献:伊豆ジオパークWebサイト
石廊崎に一面にひろがるごつごつした岩は、海底に噴出した溶岩流です。溶岩が水中に噴出すると、水によって急激に冷やされ、ばりばりに砕けた岩片の集合になります。熱いお湯を入れておいたコップを、冷水に入れると割れてしまう現象に似ています。
海底火山の大規模な噴火で大量の溶岩が海底に流れ広がった様子を想像してみてください。
石廊崎の崖には蜂の巣のようにたくさんの窪みがあり、石廊神社はこの窪みを利用して作られています。
これらの窪みは「タフォニ」と呼ばれ、水に溶けていた塩が、水分の蒸発にともなって結晶になり、その結晶の成長によって岩石が壊されてできると考えられています。
石廊崎の沖は古くから難所でした。昔、江戸へ向かう商船が沖合で大波にあい、石廊権現に「帆柱を捧げるので波をおさめてください」と頼み、無事に江戸に到着できたという言い伝えがあります。
この帆柱は断崖に建つ石室神社の社殿に、今も使われています。石廊崎港からは遊覧船も出ています。

 

 

弓ヶ浜

1.2km続くビーチは美しく弧を描きます。浜沿いを走る道路には青々とした松が並び、日本の海の美を感じさせ、白く輝く砂浜とのコントラストは弓ヶ浜の最大の特徴です。弓ヶ浜は「日本快水浴場100選」、「日本渚100選」、「日本の白砂青松百選」にそれぞれ選ばれています。
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<ジオスポットとしての見どころ>参考文献:伊豆ジオパークWebサイト
険しい崖が並ぶ南伊豆の海岸の中にこつぜんと姿を現す弓ヶ浜。
1200mもの美しい弧を描く白砂の海岸は、青野川に流されてきた砂粒が、海流に流され帯状にたまってできた「砂嘴(さし)」という地形です。
弓ヶ浜は昔、鯉名の大港と呼ばれ、風待ち港として栄えました。
毎年アカウミガメが産卵のため上陸し、町が卵を保護して、時期になったら赤ちゃんを海に帰す取り組みも行われています。

 

 

 

南伊豆

たけのこ

御食事処 たけのこ
電話/0558-62-1583(一条竹の子村)
期間/4月1日〜5月5日 ※竹の子の成長によって変動します
営業/10:30~15:00(竹の子狩り9:00〜16:00)

定休日/竹の子狩り期間中は無休
住所/静岡県賀茂郡南伊豆町一條717
駐車場/20台
カード/不可

 

 

究極の竹の子づくし

南伊豆町の山の中。竹の子狩り体験ができる一条竹の子村にある食事処。竹の子狩りがメインの施設ですが、こちらの食事処は他では食べられない竹の子料理を提供しています。竹の子といえば、煮付けや炊き込みご飯が定番ですが、こちらでは刺身やステーキといったあまり聞きなれな竹の子料理があります。

 

 

竹の子狩りがメインです

食事処だけの利用もできますが、こちらの施設は竹の子狩り体験がメイン。4月からスタートし、GWくらいまで体験が可能です。竹の子が生える林までは専用の車に乗って2〜3分で到着。スタッフの手ほどきを受け、あとはご自分で竹の子を探して掘っていただきます。こちらの体験では、焼き竹の子が無料サービス(例年4月中頃からスタート。期間中、焼き竹の子がサービスできない場合は他サービスで対応)。新鮮な竹の子をそのまま焼いて、竹林の中で熱々をいただきます。味付けは醤油だけ。じっくり焼かれた竹の子はほんのり甘さを感じる風味。特別な味です。焼き竹の子は通常の地中に埋まっている太いものではなく、地上1mくらい伸びた細い部分を使用しています。

<竹の子掘り料金>入園料大人650円、小学生300円
※掘った竹の子は全て買い上げていただくシステムです(料金は時価となります。その年の作柄により変動しますので、お越しの前に電話でお確かめください)
※料金は体験前にご確認ください

 

 

旬幸づくしの竹の子定食

一番の人気メニューは「竹の子定食(1,100円)」。竹の子煮つけはもちろん、竹の子と明日葉の天ぷら、竹の子の味噌汁と竹の子の炊き込み御飯、虹鱒の甘露煮(西伊豆の海藻シワメに変更する場合もある)などがついてこのお値段。春を感じる大満足なセットです。ちなみに、こちらの定食以外にも猪と鹿肉を使用した「猪鹿定食(1,500円)」や猪チャーシュー(500円)などもあります。料理は竹を使った手作りの器を使っているのも嬉しいおもてなし。

 

 

お母さんの創作竹の子料理

びっくりするのは定食だけではなく一品料理も。竹の子の先端部分を使った「竹の子の刺身(650円)」や木の芽のオリジナルソースで食べる「竹の子のステーキ(850円)」、ソースで食べる「竹の子の肉巻きフライ(850円)」など、新鮮な竹の子を使うからこそできる料理ばかりです。こちらのメニューを考えたのは地元のお母さんたち。年々、新しいメニューを考案し、少しずつ増えているそう。ぜひ、食べたことのないメニューを試していただきたい。

 

 

地場産品販売

旬の地場産品の販売もしています。竹の子掘り体験をする春には甘夏みかんや明日葉、手作りの紅生姜や梅干し、その他加工品などが並んでいます。

 

 

限定販売の草餅つき

竹の子掘り期間中の土曜と日曜に恒例となっているのが草餅つき。杵でついた出来立てのお餅は格別。新芽のよもぎがたっぷり入っています。3個350円。6個700円。土曜日曜以外は冷凍で販売。こちらは6個600円

 

 

昭和48年創業の観光農園

今となっては各地で盛んになっている体験ツーリズム。こちらの竹の子掘り体験はなんと昭和48年創業。40年以上前からこの体験を続けているそう。現在のオーナーである清水秀樹さんのお父さんが創業者。伊豆ではいちご狩農園より早くから体験農園を始めたというから驚きです。

 

 

函南

irodori

イロドリ
電話/055-970-1666
営業/10:00~18:00(17:30L.O)

定休日/水曜日、木曜日
住所/静岡県田方郡函南町仁田195
アクセス/伊豆箱根鉄道 伊豆仁田駅より徒歩1分、新東名高速長泉沼津ICから約16分
駐車場/10台
カード/不可
備考/10歳以下のお子様のご入店はできません。

 

 

旅の目的地となるパティスリー

2018年でオープン10周年を迎える函南町のパティスリー。雑誌などのメディアで取り上げられるのはもちろん、インスタグラムなどのSNSでも話題が尽きません。他店にはないシンプルなスタイルのケーキはとても印象的で、このケーキの噂を聞いて遠く北海道からも来店するお客さんがいるほど。現在では地元より遠方から来店する方が多いということからもその人気のほどがうかがえます。

 

 

シンプルなのは素材にこだわっているから

お店の最大の特徴となっているのがケーキ。どのケーキもパッと見るととてもシンプルなスタイルです。ストロベリーショートケーキに至ってはホールで見ると生クリームに覆われた白い台です。ですが、包丁を入れると、中にあるイチゴとイチゴソースの鮮やかな赤が際立ちます。シンプルなだけに中身にとても興味が湧くのもお店の狙いなのかもしれません。大事な中身ですが、素材にこだわるお店の自信とプライドを感じる確かな味です。実際、素材にはかなりこだわり、季節によってより良い素材を使用し、最高の味を求めているそう。ストロベリーショートケーキだけでなく、他のどのケーキも同様にとてもシンプルなのが写真でも伝わるかと思います。

 

 

季節によって素材を吟味

素材にこだわるお店だけに、季節によってケーキの種類が変わります。秋冬にはマロンやイチヂク、冬春にはイチゴ、夏はメロンや桃、ぶどうなどを使って、季節の素材の味を生かしたケーキが並びます。
※写真はイメージとなります。

 

 

ケーキの前にランチも

メニューにはケーキはもちろん、食事メニューもあります。「ミートパイ」はサクサクのパイの中にとろ〜りとしたチーズが溢れます。「クロックムッシュ」はケーキ店ならではの丁寧なクリームソースがたっぷりのっていて、とっても濃厚です。女性でもこのランチを食べた後に、ケーキを食べられるくらいの量が嬉しいですね?!
※今後、他のメニュー写真もアップします。

 

 

アンティーク家具に囲まれた落ち着いたインテリア

店内に置かれている椅子とテーブルはすべてアンティーク。無垢の木が時代を経て飴色に変化し、なんとも言えない味わいがあります。オープンから少しずつ増やしたり、変えたりして今に至るそう。日差しが当たる縁側や大きなテーブルのある中央席、優しい反射光が入る北側の窓側席、そして、大きなソファが置かれた席など、どこに座ろうか迷ってしまいます。

 

 

古民家を改装した店舗

店舗の佇まいや店内の落ち着いた空気感は古民家ならでは。縁側から入る光がやさしく空間を明るくします。店舗デザインを担当したのは故人になってしまったデザイン事務所「ケンブリッジの森」の藤原さん。オーナーが相談をするとすぐに藤原さんもこの建物を気に入って、ロゴデザインから家具選びなどをしてくれたそう。その後も、店主のお気に入りの家具や雑貨が増えていき今に至りますが、とても素敵な空間に来店するお客さんの多くがカメラをインテリアに向けています。ちなみにロゴにある「✳︎」マークはケーキを上から見た形。

 

 

アート作品と雑貨販売

店内には思わず写真を撮りたくなってしまうコーナーがいっぱい。こだわりのアンティークを組み合わせたり、アート作品が並んだり、素敵な照明が吊り下げられたり…。また、お店入って右側の部屋にはオーナーの知人の作家さんたちの作品が展示販売されています。お手頃な価格の器やアクセサリーもあるので選んでみては。

 

 

手入れの行き届いたアプローチの庭

お店も素敵ですが、お店までのアプローチとなる庭が素敵なのもirodori。水打ちされた石畳、手入れの行き届いた木々。実はオーナーのお父様が毎日手入れをしてくれているからだそう。朝早い時間にお店に立ち寄るとせっせと手入れをしているお父様にお会いできます。庭には一組だけ利用できるテラス席があり、こちらではわんちゃん連れも利用可能。

 

 

オーナーパティシエ浅賀正人

ケーキを作るのはオーナー兼パティシエの浅賀正人さん。浅賀さんは製菓学校などの経験はなく、異色の経歴を持っています。若い時に雇われ店主として多くの飲食店で会社員として働き、12年間勤めた会社を退職。35歳の時に山梨県のケーキ店『ペーパームーン』で初めてパティシエの勉強を始めます。そこで8年間の修行の後、2008年に今の店をオープンさせます。浅賀さんの今のシンプルなスタイルのケーキは、ご自身が好きだった『ペーパームーン』からの影響。大好きなケーキをご自身の実家のある函南町で提供することになり、長年の思いをカタチにした浅賀さんは苦労の人なのです。

 

 

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